【さようなら】フェラーリSF90ストラダーレ/812GTSが販売終了へ。(2025年)日産の新型パトロールが2024年9月4日にデビューすることが決定
月SF90ストラダーレと812GTSは、それぞれ2019年にデビューして5年が経過する
イタリアのスーパーカーメーカーでお馴染みとなるフェラーリ。
2022年以降のフェラーリのラインナップはとても充実しており、新車・新型車の追加はもちろんのこと、次世代モデルや特別(スペチアーレ)モデルなど、これまでのフェラーリには無かった新ラインナップの追加が短いスパンにて行われています。
2024年8月のフェラーリの新車発売はないものの、既存ラインナップモデルとして販売されてきたV8プラグインハイブリッドモデルとなるSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)と、V12 NAベースのノンハイブリッドオープンモデル812GTSの2車種が、正式に販売・生産終了となりました。
何れも後継モデルの準備が進められ、812GTSの後継は12チリンドリ・スパイダー
フェラーリは、2024年上半期の販売結果に関する文書において、SF90ストラダーレと812GTSの廃止についてコメント。
前者は、2023年8月に初めて開発車両がスパイショットされた後継モデルになると予想され、後者はすでに12チリンドリ・スパイダー(12Cilindri Spider)を後継モデルとして発表済。
SF90ストラダーレの販売終了(廃止)というのは、厳密にはスタンダードモデルのことを指していて、ハードコアモデルのSF90XXストラダーレとは全くの別物。
ちなみにSF90XXストラダーレの納車については、2024年の第2四半期より開始されており、モナコやロンドン、ドバイなどのVIP顧客を対象に既に納車されていて、インスタグラムでも公道を走行する姿が投稿されています。
なおフェラーリによると、2024年第2四半期にはエントリーV8ツインターボのローマ(Roma)と、スペチアーレモデルとなる812コンペティツィオーネ(812 Competizione)の納車台数が”減少した”と述べていることから、これら2車種の生産終了も近づいている可能性が高そう。
ローマの販売・生産終了も近そうなところだが…
ローマの後継モデルについては、未だ具体的な情報は謎に包まれたままですが、理論上はローマスパイダーが発売されて2年未満となるため、まだ販売は継続されるものと予想されますが、一方の812コンペティツィオーネに関しては、元々世界限定999台のみの販売なので(オープンのアペルタは599台のみ)、こちらは既に完売済。
なおフェラーリは、2024年6月までに「7,044台」もの新車を出荷し、これは2023年上半期と比較して+1%の増加に留まっています。
フェラーリは一つのモデルに依存せず、全体的にバランス良く売れている模様
フェラーリの勢いはまだまだ収まることを知らず、2026年まで忙しい日々が続くかと思いますが、この勢いは2024年5月に発表された12チリンドリの需要の高さが大きく影響しているとのこと。
一方で、ウルスが売り上げの原動力となっているランボルギーニとは異なり、「フェラーリはSUVならぬCUV中心のブランドにはならない」と語っていて、プロサングエの生産は同ブランドの年間総生産量のわずか20%に制限されることも事前に明らかにしています。
フェラーリのラインナップモデルは今後、内燃機関(ICE)とプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの豊富な組合せを超え、2025年末には完全電動(ピュアEV)モデルも含まれるようになります。
最近では、マセラティ・レヴァンテ(Maserati Levante)を改造したボディとフェイクタイプの4本出しエキゾーストシステムを装備したテストカーが目撃されましたが、こちらの詳細はまだまだ不明であり、そもそもプロサングエのようなCUVとして登場するかも明らかになっていません。