【続悲報】トヨタ新型GRカローラのエンジンブローによる火災事故(2件目)がまたも発生!ダイハツ公式がコペンXPLAYを2024年10月下旬に生産終了すると発表

GR86の経験を活かしてなのか、トヨタは断固としてエンジントラブルの支援を拒否

2024年6月、YouTuberのブライアン・バンクス氏が所有するトヨタのホットハッチモデル・新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)が、高速道路走行中に突如としてフロントボンネットから発煙 → エンジンブローで火災発生しフロント半分が燃えてしまうという事故が発生しました。

このとき、エンジンの一部が故障した可能性が高く、消防隊が到着したときには車両のフロント部分を中心に燃えてしまったものの、保険で支払額の大半がカバーされ、残りの保証請求をトヨタに依頼しました。

しかしながら、トヨタはこれを断固として拒否しており、いかなる理由であろうとも支援しないことを明らかにしています(背景・経緯、保証請求を拒否した理由などについては関連記事にまとめています)。


改めて、保証請求に関するトヨタの回答書を見ていこう

ちなみに、ブライアン・バンクス氏がトヨタに対して保証請求した際の、トヨタからの回答書は以下の通り。

ご懸念にお応えして、2024年6月24日にブライアン・バンクス氏の車両検査を実施しました。

車両の最後に報告された走行距離は23,413マイル(37,680km)でした。

CarFaxレポートによると、2024年2月12日、事故による損傷がフロントセクション、左フロントセクション、右フロントセクション、右リアセクションに報告されました。

検査の時点で、車両の前部とエンジンコンパートメントに火災による損傷がありました。

エンジンブロックの内側の上部には、エンジン内部の損傷により小さな穴が開いていました。

ターボチャージャー、エンジンの底部、アンダーキャリッジ、排気管にオイル残留物が見つかりました。

オーナーズマニュアルには、制限速度を超えて運転しないように警告されています。

法定制限速度が許す場合でも、車両に高速走行可能なタイヤが装着されていない限り、時速85マイル(137km/h)を超えて運転しないでください。

時速85マイルを超えて運転すると、タイヤが破損し、制御不能になり、怪我をする可能性があります。

そのような速度で運転する前に、必ずタイヤ販売店に相談して、車両のタイヤが高速走行可能なタイヤであるかどうかを確認してください。

当社の検査結果とこの事故に関する事実に基づき、この件に関して当社は一切の支援を行うことはできません。

素人ながらに、今回のエンジンブローとタイヤの問題を関連付けるのは疑問だが

同氏によると、事故による損傷はダンプカーから落ちた破片に当たったことで「塗装が表面化したもの」だと説明し、それを証明する書類をトヨタに送付。

しかし、彼がトヨタに電話して請求が却下された理由を具体的に尋ねたところ、トヨタは事故を軽視しているそうで、以下の内容の通り車が「酷使されただけだ」と回答したとのこと。

彼らは、車が製造されてからのある時点で、車速を含むデータパケットを送信したと言っていました。

いつ、どこで送信したかは教えてくれないので、それがどの程度関係があるかはわかりませんが、車は時速 114マイル(183km/h)で走行しており、これは車の乱用だと言っていました。

彼らは、車がサーキット走行日に対応していることなど気にしていません。

どうやら、一定の速度を超えるとすぐに乱用されるようです。

火災が発生する2週間前にも、エンジンから”異音”などが発生していた模様

ちなみに、ブライアン・バンクス氏のGRカローラが火災で全焼する2週間前に、同氏は車の調子が悪いことに気づき、「シリンダーが落ちたような異音があったが、数分間エンジンを切ると正常に動くようになった」と説明。

バンクス氏は、GRカローラをディーラーに持っていき、オイル交換と燃料に問題があると疑われる箇所の検査を依頼。

ディーラー側の回答としては何も問題は見つからず、オクタン価向上剤か燃料のオクタン価が高すぎることが原因かもしれないとのことで、トヨタの推奨に従ってプレミアムガソリンを使用していると話すものの、それ以降のGRカローラのコンディションについては不明なままとなっています。

2ページ目:バンクス氏とは別に、実は2件目となるGRカローラの炎上事故が発生!ダイハツ公式がコペンXPLAYの生産終了を正式に発表!