【続悲報】トヨタ新型GRカローラのエンジンブローによる火災事故(2件目)がまたも発生!ダイハツ公式がコペンXPLAYを2024年10月下旬に生産終了すると発表

(続き)2件目のGRカローラの炎上事故は全焼 → これもトヨタは保証請求の対応を拒否

そしてここからは、ブライアン・バンクス氏とはまた別となる「2件目のトヨタGRカローラに関する全焼事故」について見ていきましょう。

オーナーはセバスチャン・R氏という人物で、彼は2024年モデルのGRカローラを所有していましたが、更に酷い炎上事故で廃車にしたとのこと。

彼は2024年5月3日、アメリカ・カリフォルニアからアリゾナへと旅行で移動している際、走行距離は僅か9,210マイル(14,822km)でありながら、人里離れた場所で火災が発生。

しかも、今回の火災事故は彼が加入していた保険の適用期間外だったというのも大きな痛手。

セバスチャン氏のGRカローラからも、エンジンブロックに穴が開いていた模様

セバスチャン氏によると、Toyota CONNECTアプリを通じて「エンジンをチェックするように」という通知がスマホに届いたものの、同氏は「電子制御の故障である可能性が高い。全焼事故が起きる前、ダッシュボードの電気系統がおかしくなり始めました。パワーが落ちた感じはしませんでしたが、前方から煙が出始めたので車を停めました。次に気がつくと、エンジンベイが燃えていました」とのこと。

そして今回の火災事故についても、セバスチャン氏はトヨタに保証請求を依頼しましたが、これをトヨタは完全に拒否。

トヨタは原因が確定していないこと以外、具体的な理由を述べなかったそうですが、ブランドエンゲージメントセンターから受け取った以下の手紙によると、両者に共通してエンジンブロックに穴が開いたと言及されているようです。

ご懸念にお応えして、2024 年6月6日に車両検査を実施しました。

前回の点検時の走行距離は8,146マイル(13,110km)でした。

車両はひどく焼けていました。

エンジンブロックの前側、エンジン後部付近に穴が開いている可能性が見られました。

広範囲にわたる焼け跡のため、車両からデータを回収することはできませんでした。

検査結果に基づいて、火災の原因を特定できませんでした。

したがって、弊社ではいかなる支援も提供できません。

現時点でユーザー側がトヨタを訴えるかどうかまでは不明

セバスチャン氏は、この件についてトヨタに連絡を取るだけでも大変な苦労だったと語っていて、彼のディーラーでは「火災問題」の経験がなく、ディーラーからもトヨタのブランドエンゲージメントセンターに電話するように指示されたとのこと。

当時の出来事について彼は「検査してもらうために、1か月間も何度もやり取りをしました」と語り、「私が電話しても、誰も情報を更新できませんでした。発信電話でしか情報を更新できなかったからです。でも情報が正しくなかったため、私に電話することもできませんでした」と説明。

電話でのやり取りだけで心が折れてしまったセバスチャン氏ですが、保証請求が拒否されてからは、訴訟問題へと発展しているのかまでは明かになっていません。


事前情報通り、コペンSUVことXPLAYが2024年10月下旬で生産終了へ

続いて、前回のブログでもお伝えした通り、ダイハツのオープン軽スポーツでお馴染みとなるコペン(Daihatsu Copen)が一部改良すると共に、2024年10月下旬を持ってSUVタイプのXPLAY/XPLAY Sを生産終了することを明らかにしました。

これはダイハツ公式ホームページでも掲載されている内容で、XPLAY/XPLAY S以外のローブやセロ、そしてGR SPORTに関しては販売を継続することとなります。

なおダイハツ公式では、2024年8月8日に以下の内容にて更新しています。

2024年10月下旬をもちまして、コペン XPLAY/XPLAY Sの生産を終了いたします。(生産終了日は予告なく変更になる場合がございます)

販売会社での在庫がなくなり次第、販売終了させていただきます。

また、販売会社在庫がある場合につきましても、ボディカラー、グレードやオプションなどお客様のご要望に沿えない場合がございます。

詳細については、販売会社へおたずねください。

via:Daihatsu

なお、XPLAY/XPLAY S以外のグレードに関しては、内外装デザインの変更といったマイナーチェンジ相当の変更は無いものの、後方確認装置や乗員保護(燃料漏れ防止)といった安全装備の強化が実施される予定です。

1ページ目:1件目のGRカローラの炎上事故について、トヨタは「タイヤが問題」だと指摘している?

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Reference:motor1.com