北米ホンダがマイチェン版・新型シビックハッチバックを発表でグレードも刷新!日産USAは主力モデルの新型ローグ/フロンティアを減産へ
日本市場向けに続き、アメリカ市場向けの新型シビックハッチバックが発売スタート!
2024年9月12日に日本向けのマイナーチェンジ版・ホンダ新型シビック (Honda New Civic, FL)が発表されましたが、その翌日にアメリカ市場向けの新型シビックハッチバックも発表されました。
今回の2025年モデルとなるシビックハッチバックでは、フロントマスクが刷新されるだけでなく、ディスプレイオーディオのシステム変更、更にはエントリーグレードLXを廃止、そして中間グレード以上のラインナップを見直しています。
具体的なグレード別価格帯も含めてチェックしていきましょう。
日本向け同様シビックタイプR (FL5) 風のスマート顔に刷新
まずはおさらいも兼ねて、アメリカ市場向けとなる新型シビックハッチバックを見ていきましょう。
ヘッドライト意匠は特に変更なく、フロントアッパーグリルパターンや、フロントロアグリル、そしてエアインテークを変更することで、どことなくシビックタイプR (FL5) 風の顔つきに。
こちらはリアクォータービュー。
マイチェン前と大きな違いはありませんが、日本市場向けにはラインナップされていないライトブルーで、おそらくはシビックタイプR (FL5) と同じになるであろうレーシングブルーパールを設定。
そしてこちらがインテリア。
内装のレイアウト自体は大きな変化が無く、メーターデザインやディスプレイオーディオ、三連ダイヤル付のエアコン操作系、そしてシフトノブ付となるセンターシフトはそのままなのですが、コネクトディスプレイオーディオがGoogleビルトインにアップデートされたのは注目トピックス。
グレード構成も刷新!ガソリンモデルは僅か1種類のみ
そして今回のマイナーチェンジで注目なのは、グレード構成が変更されたこと。
具体的には以下の通りで、エントリーグレードLXが廃止となり、EX-Lグレードの置き換えでスポーツハイブリッド(SPORT HYBRID)を設定、そして最上位グレードとなるスポーツツーリング(SPORT TOURING)の置き換えとして、スポーツツーリングハイブリッド(SPORT TOURING HYBRID)を設定しています。
※スマートフォンで見切れる場合は、自動回転にしてご確認ください
2024年モデル | 2025年モデル |
LX | 廃止 |
スポーツ(SPORT) | スポーツ(SPORT) |
EX-L | スポーツハイブリッド (SPORT HYBRID) |
スポーツツーリング (SPORT TOURING) |
スポーツツーリングハイブリッド (SPORT TOURING HYBRID) |
アメリカ市場、シビックハッチバックでハイブリッドを選択する割合は40%程度
続いてパワートレインですが、基本的な変更はなく、スポーツグレードのみ排気量2.0L 直列4気筒エンジン(最高出力150hp)が搭載され、スポーツハイブリッド及びスポーツツーリングハイブリッドは、排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド(システム総出力200hp)を採用。
なおホンダUSAによると、シビックハッチバックを購入するアメリカユーザーの約40%がハイブリッドを選択するそうで、やはりガソリンモデルの人気は変わらず。
価格は日本円で約404万円から
最後に、気になるグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
【(2025年)新型シビックのグレード別価格帯一覧】
◇スポーツ:28,545ドル(日本円換算で約404万円)
2024年モデル比+1,100ドル(日本円換算で約15.6万円アップ)◇スポーツハイブリッド:31,045ドル(日本円換算で約440万円)
2024年モデル比+1,100ドル(日本円換算で約18.4万円アップ)◇スポーツツーリングハイブリッド:34,045ドル(日本円換算で約481万円)
2024年モデル比+1,100ドル(日本円換算で約21.2万円アップ)