遂に新型フェアレディZ (RZ34) サファリを市販化か?豪州日産が「Z WARRIOR(ゼット・ウォーリアー)」を商標出願!北米スバルが2025年モデルのBRZを値上げへ
新型フェアレディZ NISMOに続き、今度はオフロード仕様が登場か
日産は2024年10月末、2ドアスポーツクーペでお馴染みとなる新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)をベースにしたオフロード&ラリー仕様となるサファリ・ラリーZトリビュート(Safari Rally Z Tribute)を公開しました。
今回、このオフロード仕様を示唆する「Z WARRIOR (ゼット・ウォーリアー)」の商標が出願されました。
「ウォーリアー」は、過去にナバラやパトロールでもラインナップされたオフロード仕様
こちらが、2023年10月に世界初公開された、フェアレディZ(RZ34)サファリ。
従来のRZ34に比べて足回りはリフトアップされ、専用アルミホイールとオールテレインタイヤを装着。
更にラリー仕様にランプポッドなどが装着され、ボディカラーも1971年に東アフリカ・サファリ・ラリーで優勝したダットサン240Zを彷彿とさせるレッド×ブラックのデュアルトーンにペイントされたオシャレなカラーリングとなっています。
ちなみに今回、オーストラリア知的所有権保護局(IP Australia)に出願された「Z WARRIOR」の”WARRIOR”は、過去に日産がラインナップした「ナバラ SL ウォーリーア」や「パトロール・ウォーリアー」をベースにした、オールテレイン仕様のアップグレード版で、おそらくはRZ34にも新グレードとしてラインナップもしくはディーラーオプション?として設定される可能性が高そう。
日本市場でいえば、カスタマイズドエディションのオフロード版というイメージですが、そうなると日本向けにも何れ市販化されることに期待。
Z WARRIORの商標の詳細はこうなっている
ちなみに、IP Australiaに出願されている商標に関する詳細は以下の通り。
商標番号:2479848
ワード:Z WARRIOR
ステータス: ●承認済み: 広告待ち
出願日:2024年9月4日(提出)
クラス:12
自転車および電動自転車を除く陸上移動用車両、自動車、電動自転車を除く電気自動車、ワゴン、トラック、バン(車両)、スポーツ用多目的車両、バス、自転車および電動自転車を除くレクリエーション用車両(RV)、スポーツカー、レーシングカー、自転車および電動自転車を除く陸上車両の車体、自転車および電動自転車を除く陸上車両のブレーキパッド、自転車および電動自転車に使用するためのバンパーを除く車両バンパー、エアバッグ(陸上車両の安全装置)、自転車および電動自転車用の泥除けを除く泥除け、車両および自動車の座席用の安全ベルトおよび安全ベルトカバー、自転車および電動自転車のフレーム、自転車および電動自転車の部品および付属品を除く前述のすべての部品および付属品種類:言葉(Word)
via:IP Australia
このまま市販化されたら再びを注目を集めそうだ
現時点では、あくまでも「Z WARRIOR」という商標が出願されただけに過ぎないため、本当にこのワードがラリー仕様として使われるかは不明ですが、仮に登場するのであればオーストラリアやアメリカでは高い注目を集めそう。
おさらいまでに、サファリ・ラリーZトリビュートには、17インチのプロトタイプNISMOサファリホイールや、YOKOHAMA製ジオランダーM/T G003タイヤを装着し、足回りも標準者に比べて50mmほどリフトアップ。
ボンネットやロアバンパー、Aピラーのベースにランプを追加するなど、その見た目はゴリゴリのラリー仕様となっています。