ブラジルのスタートアップ企業が「テスラ・モデルX」にそっくりな新型Lecar 459 HYBRIDを発表!PHEV採用で価格は日本円で約384万円から
ブラジルのスタートアップ企業が、テスラにそっくりなPHEVモデルを発表!
アメリカの電気自動車メーカーでお馴染みのテスラ。
その中でも、後席用のドアがガルウィングのように開く「ファルコンウィングドア」を採用したモデルXが存在しますが、今回このモデルXにとてもそっくりなプラグインハイブリッド(PHEV)モデルが、ブラジルの自動車メーカーから販売されることが明らかとなりました。
そのモデルというのが、ブラジルの新興企業であるレカー(Lecar)社が開発した新型Lecar 459ハイブリッドと呼ばれるモデルで、記念すべき1車種目の量産モデルとなります。
スタイリングはモデルXにそっくり?
こちらが今回、ブラジルにて製造・販売されるLecar 459 HYBRID。
パッと見は、テスラの次期モデルXのイメージレンダリング?にも見える見慣れたシルエットですが、モデルXとは異なり全くの別物。
見た目はクリーンなピュアEVモデルにも見えますが、中身はレンジエクステンダーを採用したプラグインハイブリッド型のコンパクトクロスオーバーで、2026年に生産を開始し、価格は147,900レアル(日本円に換算して約384万円)からとなる予定です。
真正面からのクリーンなデザインもテスラにそっくり
こちらが真正面から見たLecar 459 HYBRID。
シルエットだけでなく、フロントマスクもテスラの新世代ピュアEVに思えるデザイン言語ですが(ヘッドライトはランボルギーニ・ウルスっぽい?)、本モデルは「ブラジルの最新モデル」とのことで、現地ではスタートアップ企業の自信作と紹介されているそうです。
なお販売対象国はブラジルのみとのことで、「国内の顧客をターゲットにした、洗練されていて手頃な価格のEVモデル」として、アメリカや中国、日本といった海外に向けての販売は今のところ検討されていないとのこと。
サイズ感はモデルYよりもコンパクトながらも重厚感あり
こちらはリアエンド。
テールランプは独特なセンター直結式の一文字を採用し、両サイドのテール意匠はU字型でハイウェイストですし、リアバンパーの面積も大きく重厚感がありますね。
なおボディサイズは、全長4,350mmでホイールベースが2,700mmと割とコンパクトであり、デザインはモデルXにそっくりですが、サイズ感はモデルYよりも小さいようです。
プラットフォームは、EREVセットアップとモノコックボディにも関わらず、車体重量は僅か1,396kgと軽量化されているそうで、0-100km/hの加速時間もどれぐらいなのか気になる所。
こちらはサイドビュー。
アウタードアハンドルはフラッシュタイプで、この点もテスラにそっくりですし、足もとのホイール意匠もテスラからインスパイアされたようなデザイン。
ちなみにこちらは、テスラ・モデルYのサイドビュー。
こうして見比べてみると、シルエットから細部のデザインまでテスラと似ている部分が多いように感じられます。
なお、ブラジルのスタートアップ企業はLecar 459 HYBRIDの内装については一切公開していませんが、シートレイアウトは2列5人乗りのみで、荷室容量は530Lと大きめ、そして予防安全装備のADAS技術を多数搭載し、レベル2の自動運転技術も搭載しているとのこと。