遂に来た!フルモデルチェンジ版・スバル新型アウトバック(BU型)と思わしき開発車両を初スパイショット!2024年10月8日時点での最新工場出荷目途もチェック
これは本当に次期アウトバックなのか?
スバルのDセグメントSUVでお馴染みとなるアウトバック (Subaru Outback)。
アメリカでは2019年7月に6代目BT型として発売され、日本ではレガシィアウトバック(Legacy Outback)として2021年10月に発表・発売されました。
そんなアウトバックですが、早くも次期7代目(BU型)と思わしき開発車両がアメリカにてスパイショットされています。
果たしてどのような見た目なのか?細部のデザインも含めてチェックしていきましょう。
少し角ばったボディが印象的なテストカーだ
こちらが今回、アメリカの大手掲示板サイトRedditにて投稿された次期アウトバックと思わしき開発車両。
撮影された場所は、アメリカ・カリフォルニア州オレンジ郡の高速道路で、フロントのデザインは不明ながらもリアクォータービューのみスパイショット。
ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、これがフルモデルチェンジ級の変化となるのか、それともビッグマイナーチェンジ相当の変化に留まるのか…
ちなみに目撃者の情報によると、フロントエンドはシグネチャーロゴやメッシュグリルパターンが採用されているそうですが、見た目的には北米専売のアセントやヒョンデ・サンタフェ (Hyundai Santa Fe)っぽくも見えるため、現時点ではアウトバックと言い切れない所。
次期アウトバックである可能性が高いポイントとは?
なお、アウトバックの特徴として一体型のルーフレール/クロスバーにヒンジらしきものが見えることから、こうした個性的なデザインはアウトバック以外ではあまり見られないところ。
これもあくまで「次期アウトバックの可能性が高い」ことを示す要素の一つに過ぎませんが、何れにしても発表が待ち遠しい一台だと思います。
あとはリアテールランプのデザインも見ていくと、逆L字型?のようなLEDテールランプが確認できますが、そのまま中央に向かって伸びていくような一文字風テールランプになる可能性も高そう(もしくは一文字テールランプ風のガーニッシュ)。
一文字の直結にならない理由としては、これを遮るような形でエンブレムの膨らみが確認できることから、いわゆるトヨタ・ハリアー(Toyota New Harrier)/クラウン(Crown)のようなデザイン言語になりそうなところ。
現行6代目のデザインを踏襲する大きく張り出したリアロアバンパー
リアバンパー全体も見ていきましょう。
大きく外側に張り出したバンパーに加え、リフレクター(反射板)は縦型基調であることが確認できますね。
なおカモフラージュラッピングによる偽装の関係で、このロアバンパーが無塗装ブラックの樹脂パーツなのか、それともボディ同色パーツなのかは不明ではあるものの、中央あたりが少し張り出しているのを見ると、現行6代目同様のスキッドプレートが装着される可能性が高そう。
こちらは現行のアウトバック。
こちらは無塗装ブラック樹脂のロアバンパーが大きく張り出していて、リフレクターは縦型ではなく横基調?のようにも見えます。
形状は次期モデルと大きく変化するとは思いますが、基本的な構成自体は現行からの踏襲ということも考えられそうですね。
アウトバックらしさを感じさせる「無骨さが」際立つ側面も
続いては、助手席側の側面を見ていきましょう。
右側のリアフェンダーには、現行6代目と同じくフューエルリッド(給油蓋)が設けられ、アウタードアハンドルはスタンダードな形状。
そしてフロント・リアフェンダーには、無塗装ブラックの樹脂と思われる武骨なフェンダーモールが確認できます。
足もとのホイール意匠は、ウィルダネス(Wilderness)を彷彿とさせるような大口径タイプですが、現時点では開発車両が何のグレードかまでは不明。
エンジンやプラットフォームは大きく変更されない?
続いて気になるプラットフォームやパワートレインですが、現時点で詳細な情報は不明ながらも、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の改良型になると予想され、パワートレインも排気量2.4L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンがベースになるのではないかと予想されます。
日本市場向けでは、新型クロストレック (New Crosstrek)にトヨタ製ハイブリッドシステム(THS)が備わることで燃費性能を向上させる狙いがありますが、現行含めて次期アウトバックでもTHSが導入されるかは微妙なところです。
そしてこちらが、新たにスパイショットされた次期アウトバックと思わしき開発車両のフロントマスク。
カモフラージュラッピングの影響なのか、どことなくBMWのキドニーグリルっぽくも見えますが、ヘッドライト意匠もどことなくBMW X7風でありながらも、何気フロントウィンドウには三眼アイサイトらしきものも確認できますね。
果たして本当に次期アウトバックのテストカーなのか、それとも別メーカーの開発車両なのか…謎は深まるばかりです。