【悲報】トヨタ・グランエースが生産・販売終了、ハイラックスは生産休止へ。 新型ランクル250/アルファード/ヴェルファイア等に最新OTAアップデート配信!

いつの間にかグランエースは生産終了していて、今日まで在庫のみの販売だった

トヨタの大型ラグジュアリーバンとして販売されてきたグランエース (Toyota Granace)が、2024年4月をもって生産終了し、更に2024年10月23日の公式プレスリリースにて販売終了することを明らかにしました。

グランエースは、ボックススタイルのハイエースをベースにしたハイグレードモデルで、日本では芸能人やVIP、法人用として送迎するためのショーファーカーとしても活躍。

2019年11月に国内向けとして正式に発表され(海外ではグランビアとして販売)、その翌月となる12月に発売されたわけですが、一度もフルモデルチェンジやマイナーチェンジすることなく、わずか5年という短い期間で生産・販売終了するのはとても残念です。


グランエースが生産・販売終了した理由とは?

こちらが今回、トヨタ公式プレスリリースにて公開された内容となりますが、プレスリリースの中身としては極めてシンプル。

【グランエース】生産終了のお知らせ

グランエースは、24年4月をもって生産終了いたしました。

長い間たくさんのお客様にご愛顧いただき、

誠にありがとうございました。

via:Toyota

なおグランエースは、日本国内だと3列6人乗りのPremiumと、4列8人乗りのGグレードの2種類をラインナップ。

いずれも排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、価格としては6,421,000円(税込み)~6,721,000円(税込み)にて販売されました。

現時点では、本モデルがどのような理由で生産・販売終了したのかは不明ですが、搭載されるエンジンが1GD-FTVということもあり、以前何かと騒がれた豊田自動織機のディーゼルエンジンの不正に関する問題も影響しているのでは?との見方もあるようです。

あとは、2020年の国内販売実績は1,000台以上だったそうですが、2023年は約700台に留まっていたことから、販売需要の低迷も関係していたのかもしれません。

ハイラックスも同日に生産休止を正式発表

グランエースの生産終了が公式発表される一方、実はもう一つ新たにプレスリリースにて発表されたのが「ハイラックスの生産休止」に関するお知らせ。

プレスリリースの中身としては以下の通り。

【ハイラックス】生産休止のお知らせ

ハイラックスは当面の間、生産を休止しているため、ご注文を停止させていただいております。

お客様にお待ちいただいている中、恐縮ではございますが生産再開の目途が立ち次第、ご案内させていただきます。

via:Toyota

こちらにおいても、グランエース同様に排気量2.8L 1GD-FTV型直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するため、一時期はディーゼル不正問題の影響で生産・受注停止となっていましたが、今回改めて生産休止並びに受注停止が発表されるとなると、その問題はかなり深刻なのだと推測。

おそらくは、型式指定における認証問題も影響している恐れがありますから、一部改良やマイナーチェンジどころか、しばらくはラインナップから除外されるのかもしれませんね。

2ページ目:新型ランドクルーザー250やプリウス、アルファード/ヴェルファイア、クラウンシリーズにOTAアップデート!一体何が改良された?