FMC後”初”の一部改良版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの受注受付け開始は2025年1月!注意すべき点も?2024年10月25日時点での最新工場出荷目途も更新
2025年モデルの新型アルファード/ヴェルファイアも争奪戦になりそうだな
2023年6月に発表・発売されて1年4か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/新型ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)。
当初は2024年秋頃にエントリーグレードや2列4人乗りのスペーシャスラウンジ (Spacious Lounge)、更にはプラグインハイブリッド (PHEV)が追加設定される?という噂でしたが、昨今何かと話題になっている型式指定における不正問題や、ハイエース (Hiace)の生産停止による影響により、製造元となるいなべ工場での生産キャパに余裕が出たことから、複数回にわたって現行の追加受注枠が受け付けられているのでは?といった噂が浮上しています。
そして今回、新たな情報として2025年モデルの一部改良版・新型アルファード/ヴェルファイアに関する追加情報や受注受付け開始時期に関する情報を入手しましたのでチェックしていきましょう。
2025年モデルの受注受付け開始時期は2025年1月を予定
まずは2025年モデルとなる一部改良後の商談開始&受注開始時期について。
アルファード/ヴェルファイア両モデルのスケジュールとしては以下を予定しています。
商談開始時期:2024年12月中旬頃予定
受注受付け開始時期:2025年1月中旬頃予定
※初回の生産枠は2025年1月下旬~7月までの約半年分
以上の通りとなっています。
受注受付け開始時期が2025年1月中旬頃を予定しているのであれば、おそらくトヨタ公式プレスリリースによる発表・発売時期は2025年1月下旬~2月頃になると予想されます。
当初の計画では、FMC後のモデル同様に「初回1年間の受注枠」として受付けが開始される?と予想されていましたが、今回トヨタディーラーに配布されたスケジュールを拝見する限りでは、生産ペースも十分早いことから、もしかすると一旦は半年分のスケジュールに留めているのかもしれませんね。
事前の噂通り、アルファードには3列8人乗りと2列4人乗りが設定されるが…
そしてここからは、2025年モデルではどのような改良が実施されるのか?という点ですが、事前情報にある通り、アルファードでは3列8人乗りのXグレード、そしてアルファード/ヴェルファイアには、Executive Loungeをベースにした2列4人乗りのスペーシャスラウンジ+PHEVが追加される予定です(つまりはコンプリートカーとして設定)。
ただしここで注意してほしいのは、Xグレードはアルファードのみに設定されるそうで、排気量2.5L 2AR-FE型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルの設定が無く、排気量2.5L A25A-FXS直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)モデルのみになるとのこと。
これでより一層、売れ筋となるガソリンZの注目度が高まりそうですし、トヨタとしてもアルファード/ヴェルファイアの価格帯や立ち位置をできるだけ高くキープできそうですね。
ただその一方で、2AR-FE型エンジンを搭載するモデルがアルファードやレクサスESということもあり、これらのモデル以外では数がでないことを考えると、トヨタとしても出来る限り2AR-FE型エンジンの安価且つ安定供給を望むでしょうから、そういった意味ではガソリンZに留めて集中的に受注を獲得するというのは賢い考えだと思います。
ちなみにヴェルファイアに関しては、ボディカラーとしてプレシャスメタルが追加される以外、現時点でまだ情報が入っていないのか、それとも最初からグレードが元々絞られていて改良されないのか…
この点はまた新たな情報が入ったら展開できればと思いますが、年次改良で価格がアップしてもユーザーによる争奪戦が繰り広げられることは間違いなさそうです。