長安マツダ公式が新型EZ-6のグレード別価格帯を公開!何と最も安価なグレードは日本円で約300万円…これだけの上質な装備で利益はあるのだろうか
遂に長安マツダが新型EZ-6のグレード別価格帯を公開!
2024年9月末、マツダの中国法人となる長安マツダが、新世代4ドアセダンとなる新型EZ-6の概算価格を発表しました。
そしてその1か月後となる2024年10月26日、遂に公式ホームページにて、具体的なグレード別価格帯が公開されました。
一応概算価格によるざっくりとした費用感は把握していましたが、果たしてどのような価格設定となっているのか?
その価格設定を把握した上で、EZ-6の装備や質感がどれほど高いのか見ていきましょう。
新型EZ-6のグレード別価格帯はこうなっている

早速、中国向けとなる新型EZ-6のグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
【中国向け・新型EZ-6のグレード別価格帯一覧】
[レンジエクステンダー(PHEV)モデル]
◇增程130(拡張範囲130):13.98万元(日本円に換算して約301万円)
◇增程200(拡張範囲200):14.98万元(日本円に換算して約323万円)
◇增程200智雅 先享版(拡張範囲200 Zhiya ローンチエディション):15.98万元(日本円に換算して約344万円)
◇增程200智尊 先享版(拡張範囲200 スマートプレミアムエディション):16.98万元(日本円に換算して約366万円)
[ピュアEVモデル]
◇纯电480智悦版(ピュアエレクトリック480 Zhiyueバージョン):15.98万元(日本円に換算して約344万円)
◇纯电600智雅 先享版(ピュアエレクトリック600 Zhiya ローンチエディション):16.98万元(日本円に換算して約366万円)
◇纯电600智尊 先享版(ピュアエレクトリック600 プレミアムエディション):17.98万元(日本円に換算して約387万円)
以上の通りとなります。
なお参考までに、EZ-6のボディサイズは全長4,921mm×全幅1,890mm×全高1,485mm、ホイールベース2,895mmとなるため、トヨタ新型クラウンセダン(Toyota New Crown Sedan)に比べると全長は短めながらも、全幅は全く同じなため、かなりワイド&ローなスタイリングなのは確か。
まさか日本円にして約300万円からの価格設定になるとは…

当初、長安マツダが発表した16万元~20万元(日本円に換算して約345万円~約431万円)という価格帯はでしたが、これはあくまでも先行予約時点での概算価格。
諸々のメーカーオプションなどを含めての価格帯だと推測しますが、今回発表されたエントリーモデルのプラグインハイブリッドモデルREEV 130で約301万円ですから、このクラスの個体とは思えない程の価格設定ではないかと思います。
これだけの安価な価格設定にしないと、中国では対抗できないのかもしれない

ただ、昨今の中国のピュアEV市場の相場や、プラグインハイブリッドモデルの価格帯を考慮すると、むしろこれだけ安価な価格設定じゃないと、とても競合モデルに太刀打ちできないレベルにまで来ているのだと思われ、改めて日本市場のEVの出遅れ感はもちろんですが、「PHEVやピュアEVが高額でも売れる」のが日本であり、そこまで危機感を持っていないのが日本の自動車メーカーの良くないところなのかもしれません。
なお参考までに、レンジエクステンダー(PHEV)モデルのパワートレインは、排気量1.5Lエンジンをベースとして、エンジン出力のみだと95psを発揮しますが、リン酸鉄リチウムバッテリーや電気モーターを組合せることにより、システム総出力218psを発揮。
そして満充電の状態でのEV航続可能距離は130kmに到達するグレードと、200kmに到達するグレードの2種類があり、満タン給油含めての航続可能距離は驚きの1,301kmにまで到達するとのこと。

一方でピュアEVモデルに関しては、システム総出力258psを発揮するシングルモーターが搭載され、バッテリーパック56.1kWhを搭載したグレードであれば航続距離は480km、68.8kWhのバッテリーを搭載したグレードであれば航続距離は600kmに到達するとのこと。
なお最高時速は、何れのグレードともに170km/hがMAXになるそうです。

それにしても…
本モデルのベースが長安汽車のプレミアムブランドである深藍(Deepal:ディーパル)のEVセダン・SL03とはいっても、ここまでマツダのデザインアイデンティティを上手く取り込んできたセダンは素晴らしく、しかし昨今の見慣れたマツダのデザイン言語とはまた違ったテイストなのもお見事。
