新型フェアレディZ (RZ34)はちょっと迷走してるやん…日産がSEMAショー2024向けに5車種のコンセプトカーを発表へ!方向性の異なる新型フロンティアとキックスも
日産がSEMAショー2024向けに既存モデルをベースにしたコンセプトカー5車種を発表へ!
2024年11月5日~8日まで、アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催されるSEMAショー2024にて、日産のアメリカ法人がコンセプトカー5車種を出展することが明らかとなり、今回その5車種が公式プレスリリースを通して先行公開されました。
既に日産のアメリカ専売ブランドとなるインフィニティからは、新型QX80をベースにしたラグジュアリーコンセプトカーを公開済ですが、日産からは様々なジャンルのコンセプトカーを出展する予定です。
ちなみにコンセプトモデル名は以下の通りとなります。
➀プロジェクト・トレイルゲーター(Project Trailgater)
②フロンティア・ターマック(Frontier TARMAC)
③キックス・ビーチパトロール(Kicks Beach Patrol)
④キックス・アーバンシャドウ(Kicks Urban Shadow)
⑤フェアレディZ・レジェンドパッケージコンセプト(Farlady Z Legend Package Concept)
コンセプト➀:プロジェクト・トレイルゲーター
まず一つ目のコンセプトモデルは、マイナーチェンジ版・新型フロンティア (Nissan New Frontier)をベースにしたプロジェクト・トレイルゲーター。
本モデルは、「移動可能な男の隠れ家」というエッセンスを凝縮した一台で、オフロードだけでなくアウトドアにも最適な一台。
トヨタからは、新型4ランナー (Toyota New 4 Runner)をベースにしたコンセプトカーが出展されているため、日産としてもフロンティアをベースにしたコンセプトカーは必ず出したい!という想いから、ゴリゴリのオフロード仕様にフォーカス。
このコンセプトモデルはラギッドなPRO-4Xグレードをベースとしていて、リフトアップサスペンションやベッドラック、カーゴケース、追加のLEDライト、17インチのビードロックホイールセットなどを装着。
更にはNismo Off Roadアクセサリーのコレクションがフル装備され、更に外でもテレビが視聴できるように、43インチのテレビを2台を搭載し、パワークーラーやグリル、キッチンシンクが装備されるなど、まさにアウトドアに最適な一台となっています。
コンセプト②:フロンティア・ターマックコンセプト
続いても、マイナーチェンジ版・新型フロンティアをベースにしたフロンティア・ターマックコンセプト。
先程のプロジェクト・トレイルゲーターとは異なり、こちらはパフォーマンスを重視したモデルだそうで、ワイドフェンダーや過激なフロントスプリッター、ダクト付きボンネット、そしてカーボンファイバーのアクセントパーツをフル装備。
見るからに極悪そうなエクステリアを持つフロンティア・ターマックコンセプトですが、ボディカラーはブラックをベースにしつつ、アフターバーンオレンジのアクセントを追加することでレーストラックにふさわしい雰囲気を醸し出しています。
足もとにおいては、20インチの大口径アルミホイールにヨコハマ製アドバンタイヤを装着し、足回りにおいては高性能ブレーキをインストール。
更にローダウン仕様とするため、調整可能なコイルスプリングを備えたNISMO製サスペンションがインストールされているのもポイントです。
コンセプト③:キックス・ビーチパトロール
続いては、フルモデルチェンジ版・新型キックス (New Kicks)をベースにしたコンセプトカーを2連発。
まずは、イエローのボディカラーが特徴的なキックス・ビーチパトロール・コンセプト。
本モデルは、救急車やセーフティカーのカラーリングをベースにしつつ、オフロードの要素を組み合わせたユニークなコンセプトカー。
足もとには、グリップ力の高い18インチのヨコハマ製ジオランダータイヤを装着し、更に18インチのNISMOオフロードアセントホイールをセット。
足回りにおいては、カスタムサスペンションがインストールされ、シャワーキットやクーラーなどの快適装備も備わっているそうです。