新型フェアレディZ (RZ34)はちょっと迷走してるやん…日産がSEMAショー2024向けに5車種のコンセプトカーを発表へ!方向性の異なる新型フロンティアとキックスも
(続き)日産がSEMAショー2024に出展するコンセプトカーを見ていこう
引き続き、日産USAがSEMAショー2024に出展するコンセプトカーを見ていきましょう。
コンセプト④:キックス・アーバンシャドウ・コンセプト
続いても、新型キックスをベースにしたキックス・アーバンシャドウ・コンセプト。
こちらはスポーティな側面を探求し、ストリート向けチューニングの可能性を提案するコンセプトモデルとのこと。
足もとにおいては、18インチのNismo製LM-RS6ホイールを装着し、更に足回りにはローダウンされたコイルオーバーサスペンションをインストールすることで、クロスオーバーというよりもハッチバックのようなエクステリアに。
ボディカラーもブラックやホワイト、レッドといったNISMOらしいカスタムカラーリングに仕上げられ、ルーフにはバイクが搭載可能となっています。
この他にも、Nismo製キャットバックエキゾーストシステムがインストールされているそうですが、エンジンスペックが向上しているかまでは不明です。
コンセプト⑤:フェアレディZ・レジェンドパッケージコンセプト
最後は、日産の目玉モデルとなるフェアレディZ (RZ34)をベースとしたレジェンドパッケージコンセプト。
日産がアメリカ市場向けに発売した特別仕様車Zヘリテージエディションに近いデザインながらも、フロントフードデカールやサイドステッカーなどの細部のパーツは、日本仕様のカスタマイズドエディションにそっくりな仕上がりとなっています。
このコンセプトモデルの特徴としては、2ピースグリルやボディ同色のフロント・リアフェンダー、ブラックデカール、ヴィンテージスタイルのワタナベ風アルミホイールを採用。
こちらはリアクォータービュー。
エベレストホワイトとのメリハリをつける意味でも、カーボンファイバー製の大型リアスポイラーが装着されていますが、こちらは日本仕様のカスタマイズドエディションにそっくり。
ただ、日本仕様では外付けタイプのフロント・リアフェンダーが採用されていないため、この点だけはとても羨ましく思うところ。
リアクォーターピラーには、往年の”Z”エンブレムバッジが貼付され、これまでのフェアレディZを彷彿とさせる懐かしみもありますが、このレジェンドパッケージコンセプトもユーザーの要望次第では将来的に市販化される可能性が高そう。
そうなると、アメリカ市場向け限定で販売されたヘリテージエディションの特別感が薄れてしまうような気もするのですが、この点は日産の今後の動向に注目したいところです。
1ページ目:新型フロンティアをベースにしたコンセプトカー2台と、キックスのコンセプトカーも
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Reference:NissanUSA