ホンダ新型シビックタイプR (FL5)で2024年最後のロングドライブへ!高速道路メインながらも往復燃費は15km/L超えと優秀!軽トラを大型トラックと誤検知するシーンも?
やっぱりシビックタイプR (FL5)でのドライブは楽しいし、6速MTといえど体の疲れは少ない
さてさて、前回のブログでもお伝えした通り、私のホンダ新型シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)にて2024年最後の長距離ドライブを実施することに。
往復にしてほぼほぼ500kmなので、燃料タンク容量の少ないFL5でも余裕をもって往復できる距離ではあるものの、下道メインだと絶望的なので、主な走行場所は高速道路になります。
なかには勾配のキツいワインディングだったり、渋滞している街中を走行することもありましたが、果たして往復500km走らせての燃費性能はどれぐらいだったのか見ていきましょう。
下道から高速道路、ワインディングも全てオール「SPORTモード」
今回FL5にて、下道や高速道路、ワインディングなど様々なところを走らせてきましたが、その全て走行モードは「SPORT」。
やはりCOMFORTモードに比べると、ワインディングや轍の多い高速道路では跳ねることが多いものの、乗り物酔いしやすい私でも途中リタイアすることなく走破できたのは大きな発見でした。
エンジンレスポンスは相変わらず早くて加速も十分ですし、COMFORTに比べて燃費を意識しないエンジン制御を行っているからなのか、半クラでの立ち上がりもしくは低速時の加速はスムーズで快適だったため、ある意味で長距離移動だったり街中を走らせる分にはSPORTの方が良いのかもしれません。
そして高速道路を走らせる際は、特にこれといった条件は決めていなかったものの、走る時間帯が交通量の少ない夜ということもあり、可能な限り90km/h固定のアダプティブクルーズコントロール[ACC]もしくは、レーンキープアシストシステム[LKAS]を作動させた状態で、ACCは使用せずに自身のアクセル操作のみで走らせるかの何れかになります。
ACC走行時、前方の軽トラを大型トラックを誤検知することも
今回久々に、FL5にて高速道路をメインに走らせて行きましたが、いくつか気になるポイントをピックアップしていくと、ACC利用時のカメラが検知する前方車両が、梯子を積んでいる軽トラックを「全高が高いから」なのかメーター上は”大型トラック”を認識するようです。
10.25インチフル液晶メーターを搭載するHonda SENSINGだと、乗用車とトラック、そしてバイクをカメラ認識してメーター上にアニメーションとして反映させていますが、おそらく背高さやサイズ感、ワイドさで車種を認識しているのだと考えられ、この点はちょっと課題の残る所。
っというのも、トラックや乗用車、バイクによってACCの自動減速・ブレーキのタイミングが若干異なる印象で、今回のようにトラックを認識すると、乗用車に比べてブレーキのタイミングが少し早くなっているように感じられました(あくまでも私の感覚に過ぎませんが…)。
LKAS(ハンドル支援)は便利だが、こちらも少々課題が残る
続いてはLKAS(ハンドル支援)について。
FL5やステップワゴン (New STEPWGN)、ZR-V/WR-Vといったモデルでは、ACCと兼用しなくともLKASのみを単独で使用することができるため、ACCの速度制御や自動減速が信用できない方からすると、この使い勝手は結構魅力的。
私も高速道路では、6速MT固定でACCを活用するとブレーキランプを点灯して減速することが多いため、アップダウンの多い場所を中心にACCを切ってアクセル操作のみに切り替えることが多め。
ただその一方でLKASの気になるポイントとしては、1車線~3車線であっても、やたら右側(中央)に寄る傾向が強いため、左車線を走行しているときに右側から追い越しをしかけてくる車との距離が近くてヒヤッとすることもあったので、より車線の中央に意識するように操作しないといけないんですね。
ただしカーブにおいては、左側や右側に関係なく、やたらとイン側を攻めて曲がる点は、スポーツカーの特性なのかは不明ながらも中々に楽しいポイントでもあります。