敢えてオーナーだから言う!トヨタ・ランドクルーザー300がオススメできない理由は?盗難やセキュリティによる出費…走る場所や維持費など
オススメできない以前に、そもそも受注停止中で購入できない
2023年8月に私に納車されて1年3か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]。
本モデルの走行距離も15,000kmを突破し、2024年内には16,000kmに到達する予定ですが、総じて満足度は高い一方で、仮にこの車の購入を検討するのであれば、個人的にあまりおススメできないところも紹介したいところ。
まず、この車は2024年11月時点で新車での購入ができず、販売店でも受注停止中であり、おまけに2024年12月中旬の一部改良版も延期となっているため「いつ新車で購入できるかわからない」状態になっていますし、中古車市場でも「新車価格よりも高額値で販売」されています。
そういった意味では貴重な車?という捉え方もできるのですが、それ以外にも考えなければならないことも多いため、今回は実際に所有するオーナーだからこそお伝えしたい「オススメできないポイント」をいくつか紹介していきたいと思います。
盗難に怯えつつ、盗難対策などの余計な出費が増える
まずは、日本で何かと問題視されている盗難問題。
特にランドクルーザーシリーズやアルファードなど、トヨタの主力&高額モデルが盗難の対象となり、盗まれても警察はほとんど協力してくれず(人的被害とは異なるから?)泣き寝入りすることが多いのですが、そういった盗難に怯えながら過ごさなければならないのがランクル300のオススメできないところ。
そうなると、ヘタに青空駐車はできないですし、遠出するにしても「出先で盗まれる危険性がある」わけですから、安易にランクルでの外出ができないというのもあります。
こうした盗難・窃盗に怯えながらも、私はシャッター付ガレージにて保管するだけでなく、ハンドルロックやホイールロックなどの物理的な対策ではなく、イグラアラームのシステムセキュリティを装着しているのですが、このシステムセキュリティも総額にして約50万円かかっているため、とにかく出費が大きいんですね。
もちろん、グレードによっては10万円ほどで装着することも可能なのですが、必ずしも盗難から守れるかもわからないですし、だからといってケチって盗まれたら…などを考えると「最初から最高額のものをつけて対策し、それで盗まれたなら仕方ない」と考えた方が気持ち的には楽なんですね。
参考までに、私が装着しているイグラアラームの総額は以下の通り。
【新型ランドクルーザー300専用システムセキュリティー見積もり(10%税込み)】
◇イグラアラーム(IGLA Alarm)施工費用:220,000円
◇メンテナンスパッケージ(3年延長保証):5,000円
◇キーレスブロックPRO:53,000円
◇基本施工費(同時施工):18,000円
◇OBDブロック(取付け込み):42,000円
◇TOR(取付け込み):59,000円
◇LEDアクリルプレート(取付け込み):23,500円
◇ショートパーツ(部材):12,000円
◇リモコンケース(2個入り):2,400円
総額:477,400円
正直、ボディコーティングと同じで「システムセキュリティを装着しているから必ずしも効果があるし大丈夫」とも言い切れないですし、実際に盗まれそうな場面に遭遇したわけでもないですから、いたちごっこな部分もあるので気休め程度でしか考えていません。
あと、こうしたアラームを装着するということは、DC12Vバッテリーの消費も激しいので定期的に乗らないとバッテリー上がりが起きてしまう恐れもあります。
あと、セキュリティがガッチガチということもあって、従来通りキーを解錠しても、意図せずアラームが鳴ってしまい、周りの目を気にしなければならない → オーナーなのに怪しい人みたいに思われる…そういった意味では色んな意味で疲れてしまう車なのかもしれません。