ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)が納車されて5か月が経過!ペダルポジションやシートの座り心地など、細かなポイントの評価は?
月1,500kmペースでグングン距離が伸びている新型フリード
2024年6月に私に納車されて5か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
普段の街乗りから長距離移動まで幅広く活用している関係で、走行距離も7,700kmを突破。
12月も往復500km近くの長距離移動が3回以上続くため、おそらく年内9,000kmは優に突破するのではないかと予想されます。
そんな使い勝手の良いフリードですが、今回は細かなポイントをいくつか評価していきたいと思います。
フリードのペダルポジションについて
まずは、フリードのペダルポジションについてインプレッションしていきましょう。
本モデルを5か月所有し、走行距離も7,700kmを超えた上でのアクセルペダルとブレーキペダル、そしてフットレストポイントを評価していきたいと思います。
・アクセルペダルとブレーキペダルとの距離感は離れすぎているようにも見えるが、実際はすぐに踏みかえできるような最適なポジションになっている
・フットレストとブレーキペダルとの距離感も近すぎず、両足が干渉することも無し
・アクセルペダルが吊り下げ式になるため、アダプティブクルーズコントロール[ACC]の際に足をペダルの裏側に置くことで、脚をできるだけ伸ばすことが出来て快適に
以上の通り、評価内容としてはありきたりな内容になってしまい大変恐縮ではございますが、この「ありきたりな内容」こそがフリードの高評価ポイントだと思っていて、特に違和感もなくナチュラルなポジションにまとめられているため、特に不満もなく使い勝手も良いと考えています。
フリードのシートの座り心地は?
続いて、フリードの座り心地について評価していきましょう。
・シートの着座(お尻と越し周り)部分はフルファブリックだが、適度なフィット感とホールド感があり、片道200km以上の長距離移動でも体の疲れはほとんど感じられない
・シート表皮の座り心地としてはマイルド寄りだが、走行時に体の揺れは感じられず、アイポイントも安定している
・ファブリックだから乗り心地が悪かったり、車酔いしやすいといったことは無い
・シートを前後にスライドしたあと運転すると、シートフレームのアタッチメントが甘いのか、停車時もしくはカーブに差し掛かるとき、ある程度のGが掛かるときにようやく「ガチャッ」と嵌まるのが気になる
続いて、2列目キャプテンシートと3列目シートの座り心地について評価していきましょう。
・フロントシートに比べると、2列目キャプテンシートの着座面積が大きく感じられ、ゆったりと座れるがホールド感は弱い
・長距離移動の際は、仰向けになるまでリクライニングできるので快適に過ごすことができる
・フロントシートに比べると、走行時の振動や突き上げは少々強めに感じられるものの、エンジン始動&停止(EV走行)時の切り替えが分からないレベルで静か(その分ロードノイズが少しだけ気になる程度)
・3列目に関しては、身長182cmの私が乗るとお世辞にも座り心地が良いとは言えず、長距離移動には不向き
・3列目の着座位置ポイントと足もとのフロア位置の差が2列目に比べて小さいため、体育座りみたいになって体が圧迫されるため、体格の大きい方にはおススメできない
以上が、シートの座り心地に関する評価ですが、3列目はあくまでも緊急用もしくはベビーシート用、もしくは荷物置き用という認識で、家族での長距離移動ともなると2列目までが理想的といったところ。