米国マツダが2025年モデル・NDロードスターのグレード別価格帯を先行発表!日本では特別仕様車35周年記念モデルも受注開始し、MAZDA SPIRIT RACING Editionの受注準備も…
やはり日本よりもアメリカ市場向けの情報の方が早いときが多い
日本市場では、マツダ・ロードスター (Mazda Roadster, MX-5 Miata)の生誕35周年を記念した特別仕様車に加えて、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するNDロードスター・MAZDA SPIRIT RACING Editonの発表・発売が迫っています。
こうしたなか、アメリカでは一足早く2025年モデルの一部改良に加えて、特別仕様車35周年記念モデルが発表されました。
この他にも、ハイパフォーマンスモデルとなるMAZDA Spirit Racing Editionに関する最新情報もありますので、こちらも併せてチェックしていきましょう。
アメリカ向けの2025年モデル及び35周年記念特別仕様車をチェック
まずはアメリカ市場向けとして先行発表された、2025年モデルの新型NDロードスターと、35周年記念特別仕様車について見ていきましょう。
35周年記念特別仕様車に関しては、日本市場向け同様にアーティザンレッドプレミアムメタリックのボディカラーが設定され、タンカラーのナッパレザーシート、シリアルナンバー付の専用プラーク、そして35周年記念に相応しい特別なディテールを設定した「加飾に特化した特別仕様車」となっています。
このモデルに関しては、今回アメリカ市場向けの価格帯は明らかになっていないものの、2025年1月24日のデイトナ24時間耐久レースにて正式デビューするそうで、おそらくこのタイミングで具体的な情報がプレスリリースされるのではないかと予想されます。
2025年モデルのグレード別主要装備についてチェック
続いて2025年モデルについて見ていきましょう。
アメリカ市場向けに関しては、最上位グレードとなるGrand Touring用のボディカラー「ディープクリスタルブルー」が新設定されるとのことで、この他にも電動パワーステアリングシステムが搭載。
反対にエントリーグレードとなるSportグレードでは、LEDヘッドライトやブラックカラーのソフトトップルーフ、メタリックブラック仕上げの16インチアルミホイールが標準装備。
続いて内装においては、本革巻きステアリングホイールや6スピーカー付きのオーディオシステム、Android Auto/Apple CarPlayを備える8.8インチディスプレイオーディオが標準装備されるとのこと。
安全装備に関しては、スマートブレーキサポートや車線逸脱警報、リアクロストラフィックアラート付きブラインドスポットモニター[BSM]など、様々な運転支援システムが標準装備されるのも注目トピックス。
中間グレードのClub(クラブ)になると、パフォーマンス重視のアップグレードが多数用意されていて、ショックタワーブレースやビルシュタイン製ダンパー、リミテッドスリップディファレンシャル[LSD]、グロスブラックトリムや17インチアルミホイールを標準装備。
インテリアにおいては、スエードインサート付きのシートヒーター付き本革シートに加え、9スピーカー付きのBOSE製プレミアムオーディオシステムも装備されて豪華な仕様に。
またメーカーオプションでは、Brembo BBS RECAROパッケージなるものも準備されていて、4,900ドル(日本円に換算して約74万円)でブレンボ製ブレーキシステムやBBS製鍛造ホイール、そしてRECARO製ヒーター付きスポーツシートがセット装備されるとのこと。
そしてNDロードスターの最上級グレードとなるGrand Touringでは、パフォーマンスだけでなくラグジュアリーさも両立。
本グレードでは、本革シートに加えてライトシルバーのアクセントが加味された加飾を設定し、GPSナビゲーション付のディスプレイオーディオやオート空調システム、HomeLink付自動防眩バックミラーを標準装備。
ATモデルにおいては、オートハイビームシステムや交通標識認識システム、アダプティブクルーズコントロールなどの安全装備も充実しています。
2ページ目:2025年モデルのアメリカ市場向けNDロードスターのグレード別価格帯は?日本では既に35周年記念モデルの受注受付け中?