どこも報道しないのか…ホンダがNシリーズの累計販売台数400万台を突破!ちなみにN-BOXはその内270万台を販売し、全体の約70%を占めているようだ

日本カー・オブ・ザ・イヤー賞と日程が被ったこともあり、そこまで大々的に報じられていないのが残念

2024年12月5日、ホンダの主力モデルでお馴染みとなるNシリーズの累計販売・登録台数が、2024年11月末時点で4,000,000台を突破したことが明らかとなりました

この日は、日本カー・オブ・ザ・イヤー賞の最終選考がホンダ新型フリード (Honda New FREED)に決定した日ということで持ちきりになり、おそらくほとんどのカーメディアが大々的にとりあげていない重要な情報だと思うのんですね。

ちなみに、ここでいう「Nシリーズ」はN-BOX/N-ONE/N-WGN/N-VAN/N-VAN e:の全5車種を対象としています。

そして具体的な新車販売・登録台数の推移に関しては、一般社団法人・全国軽自動車協会連合会のデータを参考にしていますが、Nシリーズ全てを合算しての推移や、各Nシリーズのこれまでの販売台数もチェックしていきたいと思います。


2011年~2024年までの約13年を経ての新車販売・登録台数の推移をチェック!

早速、2011年にNシリーズが販売開始してからの13年に渡る新車販売・登録台数の推移を見ていきましょう。

【Nシリーズ販売台数推移(一般社団法人・全国軽自動車協会連合会調べ)】

2011年:2,860台

2012年:229,156台

2013年:354,087台

2014年:361,505台

2015年:303,787台

2016年:290,336台

2017年:307,128台

2018年:345,671台

2019年:346,574台

2020年:304,083台

2021年:286,745台

2022年:295,845台

2023年:318,543台

2024年(1月~11月):267,515台

累計:4,013,835台

以上の通りとなります。

年間で最も販売台数が多かったのは2014年の361,505台ですが、その後は30万台付近をキープしつつも、N-BOX以外のN-ONEやN-WGNといった主力モデルの販売台数が低迷。

年々軽自動車の車両本体価格や乗り出し価格も高騰しているため、その影響もあって中々新車に乗り換えるきっかけも少なくなっているのでは?と推測していますが、それでも30万台付近を維持できるのはお見事だと思います。

N-BOXは累計270万台で、全体の約70%を占める販売台数

続いて、N-BOXシリーズの販売台数の推移を見ていきましょう。

【N-BOXシリーズ販売台数推移(一般社団法人・全国軽自動車協会連合会調べ)】

2011年:2,860台

2012年:211,155台

2013年:234,994台

2014年:179,930台

2015年:184,920台

2016年:186,367台

2017年:218,478台

2018年:241,870台

2019年:253,500台

2020年:195,984台

2021年:188,940台

2022年:202,197台

2023年:231,385台

2024年(1月~11月):191,423台

累計:2,724,003台

以上の通り、2011年~2024年までのN-BOXの累計販売・登録台数は2,724,003台(約272万台)で、Nシリーズ全体の約68%を占めていることが分かりますね。

2ページ目:N-ONEやN-WGN、そしてN-VANのそれぞれの累計販売台数は?各々全体の何%を占めている?