やはりスタッドレスタイヤ&エアコンフル稼働だと燃費悪いな…ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)で初の約500kmのロングドライブ!シエンタとの燃費の違いは?

デュアルモーター搭載のハイブリッドとはいえ、やはりホンダは冬場の燃費は弱い

2024年6月に私に納車されて5か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。

今回は、本モデルに純正ディーラーオプションの15インチスタッドレスタイヤホイールを装着して初めてのロングドライブに加え、走行性能や燃費性能などをインプレッションしていきたいと思います。

ちなみに高速道路の内訳としては、約9割近くが高速道路となり、残りが下道走行。

乗員数は4名で、荷室にはボストンバッグなどの大きな荷物を概ね乗せた状態での移動となります。


スタッドレスタイヤはシエンタに履かせていたブリヂストン製VRX2を流用

まずは、フリードに履かせているスタッドレスタイヤホイールについて。

ホイールはホンダ純正ディーラーオプションとなる15インチアルミホイールで、タイヤは以前私が所有していたトヨタ現行シエンタ (Toyota New Sienta)用の15インチタイヤに履かせたものを流用しています。

タイヤ銘柄としてはブリヂストン製VRX2となり、今回で3シーズン目の活用となるわけですが、タイヤ溝としては8割以上残っているものの、3シーズン目ともなると軟らかさが低下していることもあって、スタッドレスタイヤ本来のグリップや氷上性能などが低下している可能性も高そう。

とはいえ、決して安価なタイヤではないこともあってグリップ力もロードノイズの抑え具合もアイスガードなどと比べると十分高く、あくまでも雪が積もっていない公道での比較にはなりますが、街中や高速道路であってもサマータイヤとそん色ない走り。

フリードで初めての雪道走行

しかも今回の高速道路走行では、タイミングが良いのか悪いのか…夜中に雪が降って少し積もってしまったため、視界は少々悪化していたものの、降り始めということもあって特にスリップなどの不安はなく直進安定性としては抜群。

さすがにこの状態だと、雪も降ってフロントカメラなどに雪が付着してしまい、予防安全装備Honda SENSINGが使用できない状態だったので、アダプティブクルーズコントロール[ACC]やレーンキープアシストシステム[LKAS]は一切使用できず、完全に自分自身の運転技術に委ねられているため、一気に緊張感も高まってきます。

雪の関係もあって、ドライバーの目視レベルでは白線は微妙に読み取れるかどうか…といったレベルではあるものの、たまぁにホンダの車線認識が反応することもありますが、これも圧雪による轍に反応して「白線と誤認識」している恐れがあるため、できる限りセンシングに依存せずに走らせた方が良いのかもしれませんね。

往復約500km走らせてのフリードの燃費は?

そしてこちらが、往復 約500kmの高速道路を中心に走らせたあとの燃費情報。

やはり冬場のオートエアコンフル稼働で高速道路走行ともなると、EV走行モードはほとんどなく、常にエンジン直結でハイブリッドバッテリーを充電するような走りが多め(ハイブリッド目盛りもほぼ8割をキープしていた)。

もちろん、下道走行になればEV走行比率は上がるものの、すぐにバッテリー残量も減ってしまうため、エンジンもすぐに稼働してしまいます。

その結果として、前回給油後平均燃費は19.8km/Lと過去最悪の平均燃費となり、おまけに高速道路走行中に途中サービスエリアに入って1,000円分だけ追い給油しているため、実質的には無給油800kmは難しかったかもしれませんね。

2ページ目:往復 約500km走らせた際の区間平均燃費も過去最悪?競合シエンタの燃費とも比較