遂に来た!トヨタ・オーストラリア法人がマイナーチェンジ版・新型ランドクルーザー300の改良情報を公開!まさかの12.3インチフル液晶メーター搭載とは…
相変らず日本向けは後回しだが、何か大きなヒントが得られそうだ
トヨタのオーストラリア法人が、フラッグシップSUVでお馴染みとなるランドクルーザー300のマイナーチェンジ版を公式発表しました。
日本市場向けも2024年12月中旬頃に発表予定としていましたが、型式指定における不正問題が影響し、2025年春以降に延期しています。
こうしたなか、オーストラリア法人が先行で具体的な改良・変更内容を公開したわけですが、その改良内容が想像以上に豪華で、確実に「50万円~100万円ぐらい値上がりするんだろうなぁ」と思わせる内容となっています。
発売から3年以上が経過しているため、ここまでアップデートするのは当然と言えば当然か
早速、オーストラリア市場向けとして販売されるマイナーチェンジ版・新型ランドクルーザー300の改良・変更概要を見ていきましょう。
【(2025年)新型ランドクルーザー300の一部改良情報一覧】
◆発売時期は2025年夏頃を予定
◆グレード構成の変更無し
・エントリーグレードGX
・GXLグレード
・VXグレード
・SAHARAグレード
・SAHARA ZXグレード
・上位グレードGR SPORT
◆パワートレインの変わらず排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載
・最高出力:309ps/4,000rpm
・最大トルク:700Nm/1,600rpm~2,600rpm
・トランスミッション:10速AT(ローレンジギア&ロック式センターディファレンシャル)
・駆動方式:四輪駆動[4WD]
◆予防安全装備Toyota Safety Senseを全グレードアップデート
・レーントレーシングアシスト[LTA]を標準装備
・緊急運転停止システムを標準装備
・安心降車アシスト[SEA]をGXLグレード以上に標準装備
・GXLグレードにリアパーキングサポートブレーキを標準装備
◆新世代トヨタ・マルチメディアシステム付のディスプレイオーディオを搭載
・コネクティッドナビを全グレードに標準装備
・ワイヤレスApple CarPlay/Android Autoを標準装備
・GXグレード/GXLグレードでは8インチディスプレイオーディオを標準装備
・VXグレードより12.3インチディスプレイオーディオを標準装備
◆トヨタコネクティッドサービスに新機能を追加
・エアコンのリモート操作
・車両及び直近の旅行情報
・追加アラーム機能
◆運転席のメーター機能をアップデート
・GX/GXLグレードに最新の7インチデジタルメーターを標準装備
・VXグレードより12.3インチフル液晶メーターを標準装備
◆各種快適装備・機能性のアップデート
[GXグレード]
・電動チルト・テレスコピックステアリングホイールを標準装備
・フロントLED室内照明とバックガイドカメラを標準装備[GXLグレード]
・スエード調ファブリックの室内トリムを採用
・運転席にランバーサポート付の8way式電動パワーシートを標準装備
・2ゾーンから4ゾーンオートエアコン機能にアップデート
・クールボックス/センターアームレスト付き40:20:40分割可倒式2列目シートを標準装備[VXグレード]
・助手席に8way式電動パワーシートを標準装備
・電動パワーテールゲートを標準装備
・CD/DVDデッキが廃止され、その代わりとしてHDMI端子を標準装備[SAHARA/SAHARA ZX/GR SPORT]
・夜間の荷下ろし時の視認性を向上させるために、電動テールゲートの内側にパドルランプを標準装備
以上の通りとなります。
日本向けも豪州同様のアップデートに期待したい
日本市場向けの場合は、「予防安全装備Toyota Safety Sense+3.0にアップデート」「新世代コネクティッドナビにアップデート」「CD/DVDデッキの廃止」の主な3項目の改良となる予定なので、オーストラリア市場向けの12.3インチフル液晶メーターや、一部グレードにスエード調ファブリックシートを採用するのは予想外でした。
フル液晶メーターはランドクルーザー300用の専用アニメーションに期待
フル液晶メーターについては、昨今のトヨタ/レクサスにて採用されるようなチープな12.3インチフル液晶タイプになると予想されますが、ランドクルーザー300専用のオフロードテイストなデザインが採用されるかは不明。
ただ、既にレクサスの一部改良版・新型LX600/LX700hでは、フル液晶メーターが搭載されることは確定しているため、もしかするとLXに近いアナログメーター風が盛り込まれるのかもしれませんね。