マツダでスバル・アウトバックの中古車を購入→欠陥があったとして返金を要求するも拒否されブチギレ→正面玄関を突き破って返却しようとするも逮捕

2024-12-11

販売店の対応に不満があるからという理由で、愛車でディーラーを突き破るのはアメリカらしい

アメリカ・ユタ州サンディのマツダディーラー／ショールームに、男性が運転するスバル・アウトバック (Subaru Outback)が突っ込んでくる事件が発生。

更に、ガラス張りの販売店に突っ込んでくる動画がSNSにて拡散され大きな話題となっています。

原因としては、マツダディーラーにて購入した中古のアウトバックに欠陥・不具合があったとして販売店に返却と共に返金を要求したものの、販売店側がそれを拒否。

これに腹を立てた顧客は、「お前の店舗に車で突っ込んでやる！」と暴言を浴びせ、本当にアウトバックで店舗の入り口に突っ込んできたようです。

こちらが2024年12月9日(月)、アメリカ・ユタ州サンディにあるマツダディーラーにて起きたという事件直前の画像。

上の画像でも確認できる通り、ディーラーに突っ込んでくる車両は、このマツダディーラーにて中古で購入したという3代目のスバル・アウトバック(2003年～2009年製造)。

繰り返しにはなりますが、この車両を購入したオーナーは、同車に機械的な問題があったと販売店に説明。

オーナーによれば、「ディーラー側は故障した車を顧客に販売した。車が故障していたことを隠していた。だから返金に応じるのは当たり前だ」とコメントするも、これに対して販売店側は一切対応することは無かったそうです。

実際のところ、顧客がコメントした内容が正しいのかは明確になっていないものの、アメリカメディアFOX13の報道によると、不満を持ったオーナーはマツダディーラーのスタッフに対して「返金しなければ正面玄関から車で突っ込んで返却してやるよ」と脅迫。

販売店側もほとんど相手にしていなかったそうですが、まさか本当に正面玄関から車で突っ込んできて、そのまま車を返却しにきたとは…

これだけ顧客側も怒りをあらわにするということは、販売店側の対応にも何らかの問題があったのではないか？と考えたりもしますが…

先程のオーナーの説明の通り、故障した車をオーナーに事前に説明せずに(隠していた可能性も？)販売したのであれば問題だと思いますが、何れにしても映像として残っているのが「顧客が車でダイレクト入店した映像」だけが拡散されていることを考えると、悪者なのは顧客側になってしまうため事態を覆すことは難しそう。

なお今回のトラブル発生後、販売店側はすぐに警察に通報し、警察が現場に到着したところでドライバーを逮捕。

ドライバーは今や、器物損壊や危険運転などの重い罪に問われていて、負傷者は報告されていませんが、この無謀な行為によりショールームは損傷し、従業員は動揺していたそうです。