2024年~2025年にかけて生産・販売終了&特別仕様車が登場する日本製スポーツカーたち!スイフトスポーツやGRスープラ、シビックタイプR、RC Fなどをチェック
2022年~2025年は、日本製スポーツカーの激動の年になりそうだ
2022年~2023年は、数多くの日本製スポーツカーが発表・発売され大きな話題となりましたが、一方で2024年~2025年にかけては、既存の国産スポーツカーの生産・販売の終了がアナウンスされる年でもあります。
そのなかでも、最後の特別仕様車となるファイナルエディション的なモデルや、受注再開に伴う新たな特別仕様車なども追加販売されるなど、これまた話題を呼ぶ1年になるのではないかと思います。
今回は、そんな日本製スポーツカーたちが2024年~2025年にかけてどのような形で販売され、販売終了を予定しているのかチェックしていきましょう。
トヨタが現行GRスープラの生産・販売終了をアナウンス
まずは、トヨタ現行GRスープラの生産・販売終了が公式アナウンスされたこと。
ただその前に、2025年春以降には一部改良版及び、A90 GRスープラとして最後となる特別仕様車A90 Final Editionがグローバル限定300台のみ抽選販売されることが決定しました。
おそらく一部改良版と特別仕様車に関しては、2025年1月10日~12日に開催される東京オートサロン2025にて参考出展されるものと予想しています。
現時点で両モデルともに具体的な価格帯は不明ながらも、特別仕様車A90 Final Editionに関しては、内外装のアップデートに留まらず、排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンの制御を最適化することで最高出力を387ps → 435ps/最大トルクを500Nm → 570Nmへと大幅に向上するため、おそらくはメーカー赤字覚悟でのトンデモプライスで販売されるのでは?と推測しています(もしかすると1,000万円を超えて来る?)
スズキ・スイフトスポーツも生産・販売終了へ
続いては、2024年12月22日に現行ZC33Sのスタンダードモデルの受注終了が予定されている、スズキ・スイフトスポーツ (Suzuki Swift Sport, ZC33S)。
更には2024年12月17日より、限定8,500台のみとなる特別仕様車スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディションが発表され、2025年3月に発売される予定ですが、既に販売店では公式カタログも配付されており、当ブログでは具体的な装備内容とグレード別価格帯、そして見積もり内容も公開済みです。
特別仕様車の名称にもある通り、「ZC33S ファイナルエディション」と、あくまでも現行モデルの最終型という意味合いではあるものの、現時点ではフルモデルチェンジ版・新型スイフトスポーツ (ZC34S)に関する具体的な販売時期などは明らかになっておらず、そもそも将来的に市販化されるかも明確になっていないため、もしかするとZC33Sをもってスイフトスポーツ自体が最期を飾る可能性も高いかもしれませんね。
レクサスRC/RC Fが生産・販売終了へ
続いてこちらも衝撃的だったのが、レクサスの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるRC/RC Fが生産・販売終了するということ。
まだ公式ホームページではアナウンスされていませんが、既にメーカーから販売店には通達済で、RCは現行モデルをもって受注・生産・販売が終了されています(2024年12月中旬時点では既に新規受注受付けも終了済)。
一方で、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルのRC Fに関しては、こちらも新規での受注受付けは終了しているものの、最後に日本限定200台のみとなる特別仕様車ファイナルエディションが発表・発売される予定とのこと。
現時点では、内外装の加飾がメインとなるのか、GRスープラ A90 Final Editionのようにパフォーマンスも向上させてくるのかは不明ながらも、最後の特別仕様車ともなれば、カーボンファイバー製のエアロパーツやオーナメントパネルを贅沢に使用したモデルが登場しても不思議では無さそうです。