トヨタ・インドネシアが新型ハイラックス・ランガを世界初公開!見た目はまるでFJランドクルーザー/ランクルミニっぽいが、ベースは何とハイラックス・チャンプ

(続き)トヨタのインドネシア法人が発表した新型ハイラックス・ランガの内外装をチェック!

引き続き、トヨタのインドネシア法人であるトヨタ・アストラ・モーターと、ニュー・アルマダとの共同開発によって販売される新型ハイラックス・ランガについてチェックしていきましょう。

リアセクションの完成度も高い

先程の通り、ハイラックス・ランガのフロントセクションはハイラックス・チャンプのデザインを上手く残していますが、Bピラーから後ろはすべて再設計され、テールデザインもOEMに見えるよう、トラック特有のボックススタイルと表面仕上げを反映させているのもポイント。

リテールゲートや複雑なサイドウィンドウも独自に改造されていますが、まさかハイラックス・チャンプをそのままベースにしたモデルとは予想できないですし、派生モデルとしてトヨタオリジナルが生み出したものと勘違いしても不思議ではないと思います。

あとはリアエンドに”RANGGA”のエンボス加工が施されてダイナミック感を演出。

この他にも、ルーフレールや個性的なカーキ&ホワイトの2トーンカラーは、どことなくRAV4の配色を思い出させるような雰囲気もありますね。


ハイラックス・ランガのインテリアもチェックしていこう

続いてインテリアも見ていきましょう。

車内はシンプルながらも、シートはタンカラーとブラックのデュアルトーンタイプで、シート表皮は合成皮革のように見えますね。

なおシートレイアウトとしては2+3+2のレイアウトで、いわゆるランドクルーザー300やレクサスLX600のような3列7人乗りと同じ。

3列目シートの足元は決して広くなく、エマージェンシー用として捉えた方が良いかもしれないですね。

エンジンはガソリンとディーゼルターボの2種類をラインナップ

ちなみにパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力139psを発揮するガソリンモデルと、排気量2.4L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力150psを発揮するディーゼルモデルの2種類をラインナップ。

トランスミッションは、6速AT/5速MTの2種類から選択可能とのことですが、インドネシア市場ではどちらのトランスミッションが人気なのかは不明。

価格は日本円で約384万円から

今回のモデルについて、トヨタ・アストラ・モーターのマーケティングディレクターであるアントン・ジミー・スワンディ氏は、地元メディアであるアンタラ・オートモーティブに対して本モデルの価格帯を説明したとのこと。

具体的なグレード別価格帯ではないものの、どうやら4億ルピア~5億ルピア(日本円に換算して約384万円~約480万円)での販売となるそうです。

1ページ目:まるでランドクルーザーFJ/ランクルミニをイメージさせるような武骨な見た目に仕上げられたハイラックス・ランガのエクステリアをチェック!

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Reference:CARSCOOPS