フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハイラックスのサブネームは「トラボ (Travo)」?新たな商標が出願され、2025年内にピュアEVで発売か

ハイラックスには様々なサブネームが付いてきたが、今回は次期モデルに設定される可能性も?

2025年にフルモデルチェンジが噂されているトヨタ新型ハイラックス (Toyota New Hilux)。

日本では既に生産休止で納期未定となり、一方でタイ市場では、2023年11月よりエントリーピックアップとなるハイラックス・チャンプ (Hilux Champ)が発売されました。

ちなみにこのハイラックス・チャンプ、認証問題や安全性などがクリアできれば、日本市場での市販化もあり得る?との噂もあるそうで、価格帯を抑えつつも商用やカスタムに特化したピックアップトラックとして注目を集めるかもしれません。

そんなハイラックスですが、今回タイにて新たなサブネームの商標が出願されたとして話題になっています。


その名もハイラックス”トラボ (Travo)”

東南アジアやオーストラリアなど、様々な市場で販売されているピックアップトラックモデルのハイラックス。

頑丈で信頼性が高く、多用途に向いた実用的な一台ですが、今回タイ向けに出願された商標が「トラボ (Travo)」と呼ばれる名称。

つまり、ハイラックス・トラボというサブネーム(サフィックス)になるわけですが、一部海外メディアの報道によれば、フルモデルチェンジ版・新型ハイラックスに設定されるサブネームなのでは?との情報もあるようです。

ただ、この名称はあくまでもタイ市場向けに出願されたものになるため、2025年1月時点で日本特許庁に出願されていないことを考えると、もしかすると海外専売モデルという可能性も考えられそう。

繰り返しにはなりますが、このハイラックス・トラボの商標は、2024年12月23日にタイ知的財産局(DIP)に出願されたもので、地元メディアの間では、第8世代にハイラックス・レボ (Hilux Revo)、第7世代にハイラックス・ヴィーゴ (Hilux Vigo)と名付けられてきたため、「トラボ (Travo)」というサブネームが第9世代モデルのサフィックスとして使用されるのでは?と推測されています。

ただ、本来の車名は「ハイラックス」で変わらないことを考えると、特別な差別化やパワートレインの変更、パフォーマンスの大幅な向上は考えにくいとのことから、若干の見た目の変更に留まるのでは?との見方もあったり。

トヨタの新デザイン言語・ハンマーヘッドが採用される可能性は低い?

現時点でトヨタは、次期ハイラックスに関する情報は明らかにしていないものの、プラットフォームはこれまで通りラダーフレームベースになる可能性が高く、剛性向上を目的とした改良型が設定されることが期待されます。

ダークブルーマイカ

先ほどもお伝えした通り、外観は若干の変更が入る可能性はあるものの、海外レンダリングアーティストが作成するようなハンマーヘッドのフロントマスクや、シャープで切れ長なヘッドライト意匠が採用される可能性は低く、現行モデルを維持したデザイン言語になるものと予想されています。

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