親戚が憧れていたトヨタ新型アルファード。待望の後部座席や運転席に乗りドライブへ…翌日に親戚はトラック事故に巻き込まれ亡くなってしまった
親戚との最後の会話は「憧れだったアルファードの車内」だった
2025年始まって早々、私が小さい頃からお世話になっていた親戚の男性(40代前半)が車の事故に巻き込まれ死亡。
その事実を知り、私はしばらく立ち直ることができませんでした。
まさか事故が起きる前日、親戚の男性が亡くなるとは思ってもいなかったですし、親戚の自宅に送迎するまでは楽しく話していたのに、「何で何も悪くない貴方が巻き込まれなきゃいけないの…?」と。
年始という日に久々にお会いできて色々と話することも多く、車の話で盛り上がれた親戚ですが、その翌日に亡くなるなんて、今でも信じられません。
親戚の男性と話をしたのは約5年ぶり
2025年始まって早々、私の家族と共に親戚の家にご挨拶に伺い、そこにはいとこなども集まってにぎやかな時間を過ごしていました。
その場にいたのは、約5年ぶりにお会いした親戚の男性(以下、Aさん)だったのですが、2022年に結婚して子供もでき「将来的にはミニバンを持ちたいなぁ」という話で盛り上がったんですね
私:私の父から聞きました。ご結婚おめでとうございます
Aさん:ありがとうございます!こうやってしっかり話すのは久々ですよね
私:そうですね。最後にお会いしたのは5年ほど前でしたけど、そのときはご挨拶しかできなかったですもんね。
Aさん:こうやって改めてお話ができて本当に嬉しいですよ。今日は何で来られたんですか?
私:今日は家族も連れているので、トヨタのミニバンで来ました
Aさん:ミニバンですか!僕も将来、子供が成長したらミニバンを買おうと思ってるんです。今はまだ稼がないといけないから買えないんですけど、いつかは家族でアルファードに乗って旅行に行きたいんですよ
私:素敵な夢だと思います。ちなみに今日は、トヨタのアルファードで来ました
Aさん:えっ、マジですか?!ちょっと見せてもらっても良いですか?
私:大丈夫ですよ。見に行きましょう
アルファードを所有していることを話したら、とてもテンションが上がったのか、まるで子供のようにはしゃぎながら玄関を出て駐車場へ。
新型アルファードのカタログは「穴が開くほど」に読んだ
プレシャスレオブロンドのアルファードを見たAさんは、更に興奮し…
Aさん:マジかっ…しかも新型のプレシャスレオブロンドじゃないですか!
私:プレシャスレオブロンドご存じだったんですね
Aさん:発売前から新型の情報はネットなどでたくさん調べてて、カタログも穴が開くほど見てたんですよ。まさかこんな身近でアルファード乗ってる人が居たなんて…
私:私も新年のご挨拶でこんなに喜んでいただけるとは思わなかったです
その後は、グレードやメーカーオプション、ディーラーオプションなどの話で盛り上がり、最終的には「タイプR持ってるんですか!」「フェアレディZも持ってるんですか?!」「一体何台あるんですか?」といった話にまで発展してしまったのですが、更に興奮するAさんからのリクエストにより、約30分ほどドライブへ。
まずはAさんを後部座席に乗せてドライブ
運転は私で、後部座席にはAさんが座り、しばらく運転していると…
Aさん:まさか2025年始まって早々に憧れのアルファードに乗れるなんて…しかも乗り心地も快適でシートヒーターとかシート調整も全部電動…もう至れり尽くせりですね。夢のようです
私:アルファードのガソリンZは本当にコスパ良いと思います。シートはブラックしか選べないんですけど、小さいお子さんとかであれば汚れが目立ちにくいようなブラックの方が良いと思います
Aさん:僕も購入するならガソリンZで考えてます。基本的には週末しか乗らないと思うので、ハイブリッドだと元取れないような気がするんですよね
私:ガソリンでも十分走りますよ。高速とかが多いんですけど「11km/L~14km/L」ぐらいは走りますし、燃料タンクも75Lと多い上にレギュラーなので、経済的且つ無給油で800km以上走れるのは理想的だと思います
Aさん:やっぱりオーナーからの情報の方が説得力あって良いわ~
運転を一旦終わらせ、Aさんが車から降りる前に「もし良ければ、アルファード運転してみませんか?せっかくの機会だと思うので、サイズ感や感覚を持っておくのもアリだと思います」と提案してみたところ、「マジっすか!もし良ければ運転させてください!」と即答だったので、一度親戚の方々に「もう少しだけ車走らせてきます」とお伝えしてドライブへ。
様々な操作のレクチャーをするため、私は助手席へと移動することに。