一気に転売か?レクサス特別仕様車GX550 OVERTRAIL+が中古車サイト・カーセンサーに3台も出品!納車されて1か月経たず…気になる価格は?

限定100台のうち、今後カーセンサーなどに出品される台数が気になるところ

2024年4月に発表されたレクサスの特別仕様車GX550 OVERTRAIL+。

日本抽選限定100台のみ販売されるも、型式指定における不正問題で発売が延期され、当初の計画から半年以上遅れてしまい、2024年12月よりようやく納車が開始されました。

スタンダードモデルに関しては、2025年4月よりようやく発売される予定ですが、その前に特別仕様車がどれだけ転売されてしまうのか?ということ。

そんな新型GX550ですが、以前自動車フリマサイト・カババにて高額値で転売されていることをお伝えしましたが、どうやら中古車販売サイト・カーセンサーでは(2025年1月22日時点で)3台も出品されていることが判明しています。


おそらく日本初であろうテレーンカーキマイカメタリックのGX550

こちらが今回、カーセンサーにて出品されている特別仕様車GX550 OVERTRAIL+。

カババにて出品されていたのは、ムーンデザートと呼ばれるOVERTRAIL専用のボディカラーでしたが、今回出品されているのはテレーンカーキマイカメタリック×ブラックルーフの2トーン。

おそらく日本では初めての組合せではないかと思いますが、実際に販売されている車両本体価格は1,423.8万円(税込み)で、総支払額としては1,446.1万円(税込み)。

ちなみに本モデルの新車販売価格は1,235万円(税込み)で、ディーラーオプションや諸費用などを足し合わせると総額にして約1,300万円~1,350万円になるかと思われますが、カババにて出品されていた1,800万円の個体に比べると安価に感じてしまうという不思議。

基本情報を見ていくと、車検有無が2024年12月であることから、車両登録は2024年12月であることが確認でき、走行距離は僅かに360km。

販売元は、岐阜県本巣郡を拠点とするTECHNO GARAGEさんですが、岐阜県のユーザーに納車された個体を買い取ったのか、それともUSSオークションなどで落札した業者さんがTECHNO GARAGEさんなのかは不明。

GX550 OVERTRAIL+も誓約書が存在するとは思うが…

何れにしても、納車されて僅か1か月経過しての売却ということになりますが、もしも「新車登録から1年以内の転売・輸出禁止」に関する誓約書にサインした上での購入・納車なのであれば、その条件を破っての売却ということになるわけで、どのような理由で売却に至ったのかも気になるところですね。

一部の噂では、メーカー抽選とは言いながらも「メーカーがユーザー情報を見て当選すべきか否かを精査している」との情報もありますが、仮に今回のメーカー抽選が本当に”抽選で選ばれている”のであれば、最初から転売目的のユーザーに当選している割合も多いのかもしれませんね(実際、既に4台の個体が転売されている)。

改めてカババでの「1,800万円」は常軌を逸した価格設定であることがわかる

とはいえ、2025年1月22日の時点で日本限定100台のうちカババでは1台が出品され、更にカーセンサーでは3台もの個体が出品されているため、この勢いだと同年2月以降には、多くの個体がカーセンサーなどに出品される恐れが出てくるかもしれませんね。

本当に欲しいと思っていたユーザーからすれば、決して気分の良い内容ではないと思いますが、今回出品されている個体の金額を見てみると、やはりカババにて出品されていた「1,800万円」という金額は常軌を逸した内容ではあるものの、相場が読めない故に、いわゆる「初物」として特別な価格設定だったのかもしれませんね。

2ページ目:残り2台出品されている特別仕様車GX550 OVERTRAIL+の中古車価格は?