【速報】レクサスが突如として「NX250を2025年6月で生産終了」と発表!今後ガソリンエンジンモデルは徐々に淘汰される運命に…?
まさかレクサスが何の予告もなく生産終了を発表するとは…
レクサスの主力モデルでもあるサブコンパクトSUVのNX。
今回、このモデルのエントリーグレードでガソリンモデルとなるNX250が、レクサス公式ホームページより突如として「生産終了」がアナウンスされました。
2025年秋頃には一部改良が噂されている現行NXですが、今回の生産終了アナウンスは「一部改良に向けた生産調整」ではなく、「ラインナップから外す(ディスコン)」ことになりそうです。
レクサス公式ホームページでは、どのように掲載されているのかチェックしていきましょう。
あまりにも唐突過ぎるNX250(ガソリンモデル)の生産終了アナウンス
こちらが今回、レクサス現行NXの公式ホームページにて掲載されているお知らせ。
NX250(ガソリンモデル)生産終了のお知らせ
弊社車両をご検討いただき、誠にありがとうございます。
NX250(ガソリンモデル)は2025年6月をもって生産終了となります。
長らくのご愛顧ありがとうございました。
ご注文等につきましては、詳しくはレクサス販売店までお問合せください。
この記載内容にある通り、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルのNX250ですが、2025年6月をもって生産終了し、その後ラインナップモデルからも廃除されるような記載となっていますね。
そうなると、今後のNXのラインナップグレードとしては…
[NX350]・・・排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン
◆F SPORT[AWD]
◆OVERTRAIL[AWD]
[NX350h]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
◆ベースグレード[2WD/AWD]
◆OVERTRAIL[AWD]
◆F SPORT[2WD/AWD]
◆version L[2WD/AWD]
[NX450h+]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+PHEV
◆OVERTRAIL[AWD]
◆F SPORT[AWD]
◆version L[AWD]
っということになりますね。
2.5L NAのみを搭載するガソリンモデルは、NX250とトヨタ・アルファードのみ
ちなみに、レクサスのラインナップモデルで排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルはNX250以外になく、トヨタのラインナップモデルだと現行アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)のガソリンモデルぐらい。
厳密には、NX250のエンジン型式がA25A-FKSで、アルファードが旧世代の2AR-FEになるため、全く同じエンジンというわけではないのですが、今となっては2.5L NAを搭載するガソリンモデルは珍しくなりましたね。
こうして見ると、トヨタ/レクサスとしてはEV化に向けた取り組みを加速させる一方で、昔ながらに採用していたガソリンエンジンモデルを徐々に淘汰していく流れを作っているのではないか?と推測。
2025年に入ってから、レクサスはガソリンモデルのスリム化を地味に進めている
っというのも、レクサスは2025年に入ってから排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンエンジンのRC350やIS350、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するRC300、更にはハイパフォーマンスモデルのRC Fなど、一挙にノンハイブリッドモデルのラインナップをスリム化しています。
今後、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルや、LBX MORIZO RRのような排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンといった、ダウンサイジングターボが主流になっていくのでは?と推測しますが、その流れも時間の問題になりそう。