スバル・オーストラリアが突如として新型WRX tS Spec Bを公開!待望の6速MT搭載で大型リアウィングも装着!WRX STI S210にも6速MTは必要だったか…

スバルオーストラリアが新グレードとなるWRX tS Spec Bを世界初公開!

2025年1月10日、東京オートサロン2025にて日本限定500台のみとなるスバルのコンプリートカーWRX STI S210が発表され大きな話題となりました。

本モデルは、WRX S4をベースにしたコンプリートカーになるため、パワートレインは排気量2.4L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載され、トランスミッションはCVTがベースになるために6速MTが設定されないことから「MTが設定されないのにS210を名乗るな!」といった批判の声が相次ぎました。

良くも悪くも大きな注目を集めたWRXですが、この度オーストラリア市場では、WRXのハイパフォーマンスモデルで最新グレードとなるtS Spec Bに関するティーザー動画が公開されました。


WRX tS Spec Bの仕様をチェックしていこう

こちらが今回、スバルのオーストラリア法人が公式プレスリリース及びティーザー動画にて発表した新型WRX tS Spec B。

スバルがラインナップする2025年モデルのWRXシリーズ最上級グレードとして追加されるわけですが、デビュー時期としては2025年後半頃を予定しているとのこと。

従来のWRXとは異なり、大型リアスポイラーを装着しつつ、専用の大口径アルミホイールやブレーキキャリパー、そしてトランスミッションは6速MTのみを搭載します。

日本市場向けに関しては、今のところCVTしかラインナップされておらず、6速MTの市販化については一切言及されていませんが、将来的に現行WRXの更なるハイパフォーマンスモデルや特別仕様車が追加されるときには、ユーザーのリクエストに応えるような形でMTモデルを設定してほしいところ。

豪州でも元々tSグレードは設定されていたが、6速MTの設定は無かった

ちなみにアメリカ市場向けに関しても、WRX tS × 6速MTがラインナップされていますが、今回のオーストラリア向けのtS Spec Bで6速MTが設定されたのは初めて。

スタンダードグレードでのMT設定はあったものの、tSグレードでのMT設定が無かったため、もしかするとオーストラリアユーザーからの熱烈な要望が多かったのかもしれないですし、元々スバルとしても6速MTを設定する計画だったのかもしれません。

パワートレインについては、排気量2.4L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載され、駆動方式はシンメトリカル四輪駆動[AWD]システムのみが設定。

現時点では具体的なスペックは明らかになっていませんが、おそらくは通常のWRX tSと同じ最高出力275ps/最大トルク350Nmを発揮するのではないかと推測されます。

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