トヨタ新型アルファードが納車されて13か月が経過!発売から1年9か月経過しても「誓約書」へのサインはあるのか?約束を破ると「出禁」になってしまうのか?
いつの間にか私のアルファードも納車されて13か月が経過
2024年1月に私に納車されて13か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)・ガソリンZ[2WD]。
走行距離は7,000km手前ではあるものの、特に目立つような不満やトラブルなどもなく、ファミリーカーとしても、お客様を送迎するショーファードリブンとしても役立っています。
そんなアルファードですが、2026年夏頃より生産性も強化されていくことが明らかになっており、納期も更に短縮されることが期待されますが、一方でトヨタディーラーでは「未だに転売・輸出を禁止とした誓約書へのサインが必要なのか?」が気になるところだと思います。
早速、いつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただきました。
アルファード/ヴェルファイアが発売されて1年9か月以上が経過しても、誓約書へのサインは必須のようだ

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、どうやらアルファード/ヴェルファイアを新規にて購入・契約する際には、ランドクルーザー300でも見られたような「新車登録から1年間は、転売・輸出を禁止する」といった誓約書を一読する必要があり、その内容を理解した上でサインを求められるようになっています。
既に2025年1月度の時点で16万台以上の新型アルヴェルが日本国内で登録・納車されているにも関わらず、未だこのような誓約書が存在するということは、単純に転売目的で購入する人の洗い出しもあれば、早期的な売買をする顧客との関係性を断ち切るために行っている可能性もあるのかも。
販売店によっては1年未満で転売したユーザーを出禁にした例も

誓約書へのサインを求められるとはいえ、いわゆる法的拘束力があるわけでもないので、あくまでもメーカーとディーラーが、そしてディーラーと顧客が体裁を守っているだけに過ぎないのだと考えられます。
ただ、私がお世話になっているトヨタディーラーでは、発売直後にすぐに納車され、すぐに転売したユーザーに対しては、厳重注意だけでなく今後の取引を一切禁止するために「出禁にした」とも仰っていたので、「誓約書にサインしたところで何の効果も無い」というわけでは無さそう。
結局は販売店が顧客をどのように扱うのか?だけだと思いますが、顧客側がお店を選ぶ権利があるのと同じで、お店側も顧客を選ぶ権利があり、対等な関係性を保つことが難しかったり、店舗に対して何か不利益が被るようなことがあれば、そういった危機的パターンを回避する意味で「取引を禁止する」という選択肢は妥当だと思っています。
そもそも本当にアルファード/ヴェルファイアが納車されて1年が経過したら売却しても良いのか?

続いて、こちらも多くの方が気になっているであろう「新車登録後、もしくは納車後1年が経過してから売却しても問題無いのか?」という点について。
これはディーラーへの下取りではなく、単純に買取業者もしくはオークションなどに出品することを意味するわけですが、私がお世話になっているトヨタディーラーでは、買取店にて売却することは問題ないものの、「できれば売却前に、販売店もしくは担当スタッフに一報を入れてほしい」とのことでした。

これについては様々な理由があるかと思われますが、できるだけ販売店側としても長期的に所有してもらい、販売店で点検を受けていただくことが理想なため、その流れが途中で止まってしまうことを懸念しているようです。
これはアルファード/ヴェルファイアに限った話ではないかと思いますが、先程の転売なども絡んでいるのだと考えられますし、販売店側としても出来る限り投機目的で購入している車ほど、長く持ってもらった方が「ネガティブなイメージがつかない」そうで、しかし「どれだけ所有していればネガティブなイメージがつかないのか?」までは、よくわからないのだそう。
誓約書含め、販売店等のルールは曖昧なものが多い

何れにしても、販売店やメーカーでは「ユーザーに対して売却を制限するための厳格なルール」があるわけでもなく、基本的には曖昧で流動的な部分があるために「厳しく指摘・追及できない」のだと思われますし、こうした抜け目をユーザー側が把握しているからこそ、”あって無いようなルールを破ってしまう”ユーザーが多いのかもしれませんね。
販売店側も、顧客の行動を逐一チェックしなければならないほど暇ではないですし、そこまで監視するのは販売店側の範疇を超えるものだと思いますからね。

