2025年1月度の新車販売台数で「実質1位を獲得したの新型アルファード?」今後も更に販売台数増の予定…アルヴェルの累計販売台数も16万台を突破

改めて新型アルファードって”トンデモナイ”モデルだったんだな…

前回のブログにて、一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が公開した2025年1月度となる新車販売・登録台数ランキングにおいて、トヨタのフラッグシップミニバンで500万円以上のスタートプライスとなる新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)が、ヤリスシリーズ/カローラシリーズに続いて3位にランクインしたことをお伝えしました。

今回、改めてランキング内容を見ていくと「2025年1月度において、普通乗用車で実質的に最も売れた車はアルファードではないか?」とも思うんですね。

この他にも、40系アルファードが発売されてから今日に至るまで、果たしてどれだけの台数が販売・登録されたのか?こちらも併せてチェックしていきましょう。


2025年1月度の新車販売・登録台数ランキング10を見ていこう

改めて、2025年1月度の普通乗用車の新車販売・登録台数ランキングを見ていきましょう。


【2025年1月度の登録新車販売台数ベスト10】

  1. トヨタ・ヤリスシリーズ:16,257台
  2. トヨタ・カローラシリーズ:14,042台
  3. トヨタ・アルファード:9,866台
  4. トヨタ・シエンタ:9,601台
  5. 日産・ノートシリーズ:8,290台
  6. トヨタ・プリウス:8,226台
  7. ホンダ・フリード:7,708台
  8. トヨタ・ライズ:6,793台
  9. 日産・セレナ:6,691台
  10. トヨタ・アクア:6,377台

以上の通り、1位はトヨタ・ヤリスシリーズで16,257台、2位がカローラシリーズで14,042台なのですが、そもそも1位はヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス/GRMNヤリスの合算で、2位はカローラセダン/カローラスポーツ/カローラツーリング/カローラクロス/GRカローラ/カローラアクシオ/カローラフィールダーの合算になります。

アルファード単体で見たら、どう考えても1位のように見えるが…

これに対して、3位のアルファードは単体そのものになるため、実質的に2025年1月度において最も売れた普通乗用車はアルファードである可能性が高いわけですが、トヨタのフラッグシップミニバンで、おまけにスタートプライスがHEV Xグレードで510万円からになるわけですから、このような高価格帯のモデルが実質1位になるのは中々に珍しいのではないかと思います(過去にもプリウスやシエンタなども3位にランクインしたことはありましたが、価格帯が違い過ぎる)。

これだけアルファードの登録台数が多い背景には…

・リセールの高さ

・ファミリーカーとしての質が十分に高過ぎる

・幅広い層に愛されている車

・装備内容も走りも快適性もピカイチ

・残クレでの審査が通りやすい

・1年が経過したタイミングでおかわり、もしくは再度アルヴェルに乗り返るほどにリピーターが高い

など、様々な条件などが重なったことで、これだけの販売・登録台数に繋がったのではないかと推測しています。

2025年春以降は、更にアルファードの登録台数も多くなる可能性も?

ちなみに2025年1月度のアルファードの登録・販売台数が9,866台となっていますが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、どうやら2025年春頃から更に生産台数が増える可能性が高いそうで、そうなってくると月あたりの登録台数も10,000台を超えてくるのではないか?とも予想しています。

2ページ目:新型アルファード/ヴェルファイアが発売されてから19か月が経過しての累計販売・登録台数は何台?