日本でも発売予定のマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスが一足早くインドネシアで実車公開!ボディ同色グリルはスマートでカッコいい?

相変らず日本向けの置いてけぼり感があるカローラクロス

2025年2月13日~23日にインドネシア・ジャカルタで開催されたインドネシア国際モーターショー2025(IIMS 2025)にて、トヨタのマイナーチェンジ版・新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)の実車が先行公開されました。

日本でも2025年5月9日に発表・発売と噂されているマイチェン版カロクロですが、おそらく日本で採用される技術も一足早くインドネシア市場向けでは導入されれているのだと推測。

内外装デザイン含めて、インドネシアではどのような仕様で販売されるのかチェックしていきましょう。


日本でも採用されるかもしれない”ボディ同色の顔”を持つ新型カローラクロス

こちらが今回、インドネシア市場向けとして発表されたマイナーチェンジ版・新型カローラクロスの実車になります。

フロントマスクは、これまでのカローラクロスとは大きく異なり、ボディ同色のフロントグリルが採用され、新型クラウンエステート (New Crown Estate)やレクサスRX/LMを彷彿とさせるような一体感がありますね。

ちなみにフロントエンドのバッジは、日本向けの”Corolla”エンブレムではなく、トヨタのCIマークエンブレムを採用し、更に背景色がブルーなのでハイブリッド(HEV)モデルであることは確実。

参考までに、インドネシア市場向けのパワートレインは、排気量1.8L 2ZR-FXE型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせることで、エンジン出力122ps/最大トルク142.2Nmを発揮し、モーター出力72ps/モータートルク162.8Nmを発揮。

トランスミッションはCVTのみで、燃料タンク容量は36Lとなっています。

全長は現行モデルに比べて30mm短い?

こちらはサイドビュー。

ボディサイズは、全長4,460mm×全幅1,825mm×全高1,620mm、最低地上高161mmと、全長が現行モデルに比べて30mmに短くなっていることを考えると、もしかするとマイナーチェンジによりフロントマスクの形状変更が影響しているのかも?

足もとのホイール意匠も変更されていますが、基本的には18インチで変更なく、タイヤサイズも225/50 R18インチを装着。

日本では採用されていないフロントフェンダーの”HEV”バッジ

こちらはフロントフェンダーに設けられた”HEV”バッジ。

現行カローラクロスでは装着されていない”HYBRID”バッジですが、日本仕様のカローラクロスでも貼付されるのか気になるところ。

ちなみに、こちらが現行カローラクロスのサイドビュー。

日本仕様は、一部改良後でもフロントフェンダーには”HEV”バッジが貼付されていないので、もしかすると今回のマイナーチェンジでも貼付されないかもしれませんね。
※日本仕様はガソリンモデルが廃止されるとの噂なので、HEVバッジを貼付する必要性があるかは疑問ですが…

こちらはサイドミラー。

ステー部分にパノラミックビューモニター[PVM]用のカメラが内蔵されています。

ルーフレールもシルバー加飾からグロスブラック加飾に変更?

トップルーフは、意外にもオールサテンシルバー加飾ではなくグロスブラックとシルバーのコンビタイプのようにも見えますね。

一気にスポーティ感が増したように感じられます。

こちらはリアエンド。

テールランプ間にはメッキ調加飾のガーニッシュが設けられ、プラチナホワイトパールマイカを更に引き締める効果があるようです。

リアエンドのトヨタ”CI”マークエンブレムもブルー背景を採用していますが、日本仕様はブラック背景に統一されるようです。

2ページ目:マイナーチェンジ版・新型カローラクロスのインテリアはどうなっている?