【悲報】マイナーチェンジ版・日産の新型セレナ (C28)の発売準備に向け、現行e-POWERモデルが受注停止に…販売店も「このタイミングでの受注停止は困る」との声も
決算時期に主力モデルのC28セレナ e-POWERが受注停止となるのは酷な話である
2022年11月より発売された、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ (Nissan New Serena, C28)のガソリンモデル。
その後、2023年4月にはシリーズハイブリッドe-POWERが遅れて発売され、2024年11月にはe-POWER×新世代四輪駆動[e-4ORCE]システムが発売されました。
そんなC28セレナですが、2025年夏頃に初のマイナーチェンジが実施される予定とのことで、徐々に現行モデルの生産調整が行われているとのことですが、私がいつもお世話になっている日産ディーラーでは、既にe-POWERの新規受注を停止しており、ガソリンモデルの受注も残り僅かになっているそうです。
ガソリンモデルはグレードやボディカラーに制限有り、e-POWERは在庫販売のみの対応
私がいつもお世話になっている日産ディーラーからの情報によると、2025年3月中旬時点でのC28セレナの受注状況としては、ガソリンモデルにおいては一部グレードやボディカラーに制限があるものの、新規での受注を受け付けているそうで、一方のe-POWERモデルに関しては、新規での受注をストップしており、在庫車両のみの販売となっているそうです。
e-POWERモデルに関しては、2024年11月にe-4ORCEが発売されて僅か4か月ほどしか経過していませんが、まさかこのタイミングで受注停止になるとは予想もしていませんでしたし、日産ディーラー側も「これから販売台数を伸ばしていくぞ!」と意気込んでいたところでしょうから、さすがにタイミングが悪すぎるところ。
なお、現時点でマイナーチェンジ版・新型C28セレナの新規受注受付けがどのタイミングで実施されるのかは明らかになっておらず、あくまでも現行C28セレナの受注に関する情報しか販売店に下りてきていないとのことで、販売店側も対応に苦慮しているとのこと。
特に2025年3月~4月の時期は、新生活に切り替わる家庭も多く、その中で軽自動車のデイズ/ルークスや、コンパクトカーのノート/ノートオーラが多く売れる一方、ファミリーカータイプのC28セレナも多く売れる重要な時期でもあるため、その時期に販売台数を伸ばせるであろうe-POWERの新規受注を停止するのは酷な話。
C28セレナのマイナーチェンジ情報は?
ちなみに、2025年夏頃に発売予定となっているマイチェン版C28セレナですが、現時点で判明している内容としては、フロントマスクの刷新のみ。
グレード構成の見直しやシリーズハイブリッドe-POWERのアップデート、バッテリー上がり対策などが行われる予定はなし。
あとは、ボディカラーやインテリアカラーの変更有無までは不明ながらも、フェアレディZ (RZ34やアリア、ノートオーラ、V37スカイラインに採用されるようなミッドナイトパープルなどが設定されたらユニークに感じるところ。
2022年11月にガソリンモデルが発売されて2年4か月が経過しますし、マイナーチェンジを迎えるであろう2025年夏頃には発売から3年近くを迎えることになるため、タイミング的にもマイナーチェンジに相応しい時期でもあります。