【速報】日産の現行エルグランド (E52)が2025年8月で生産終了との報道!ホンダ新型フリードの納期が「とある理由」で遅れていることが判明

遂に15年の歴史に幕!E52型エルグランドが2025年8月に生産終了へ

2026年度にフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)がデビュー予定となっている日産。

現時点では、どのタイミングでコンセプトモデルやプロトタイプモデルが発表されるのか、どのタイミングで実車が世界初公開され、先行展示が実施されるのかは不明なままとなっています。

まだまだ不透明な部分の多い次期エルグランドですが、遂に現行E52型エルグランドが2025年8月で生産終了と報道されています。


2025年秋頃のジャパンモビリティショーにて発表される可能性も?

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、現行E52型となるエルグランドは、2025年8月をもって生産終了するとのこと。

2025年3月21日時点では、日産公式ホームページではアナウンスされていないものの、マガジンXさんの報道によると、「まずは福祉車両や特装モデルから受注がストップし、徐々にフェードアウトする見込み」とのこと。

そして、現行型がこのタイミングで生産終了となる背景については、マガジンXさんの推測では、「日本&アセアン地域のマネジメントを担当する役員が変わったことで、いっそうスピーディかつドラスティックな決断が行われたのかもしれない」との見方があるそうですが、このタイミングでの生産終了ともなれば、その後の2025年秋頃に開催予定となっているジャパンモビリティショーにて出展される可能性も高そうですね。

2010年に3代目としてフルモデルチェンジを果たしてから15年が経過したエルグランドですが、これまで度重なるマイナーチェンジと一部改良によって商品力を向上させてきたものの、旧世代プラットフォームや旧世代エンジン、更には日産の象徴ともいえる運転支援が全く充実していないモデルということもあって、競合モデルのトヨタ・アルファード/ヴェルファイアに大敗。

いちはやくラージサイズ&ラグジュアリーミニバンというカテゴリーを切り拓いてきた日産ですが、トヨタやホンダによって時代を先取りされた影響は大きく、次期E53では負けられない進化と真価が必要とされます。

次期エルグランドでは新世代e-POWERが採用されることが決定

現行E52では搭載されていないシリーズハイブリッドe-POWERがラインナップされることが確定しており、加えて新世代(第3世代)のe-POWERを採用することで、初代e-POWERよりも+20%燃費性能が向上し、高速道路でも+15%燃費性能が向上するとのことですが、長距離移動や高速道路での活用が多くなるであろうエルグランドにはピッタリのスペックアップだと思うんですね。

果たしてどの程度の価格帯になるのか気になるところですが、競合モデルに対して遅れを取り戻すためにも、アルファード/ヴェルファイアに近い価格帯で勝負してほしいところですね。

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