日産どうした?日産USAが新型フェアレディZ NISMO (RZ34)をモチーフにした「寿司包丁」を発売!限定「240本のみ」で価格は「300.23ドル」

新型フェアレディZ (RZ34)も日本刀をモチーフにしたルーフラインが特徴的だが

日産のスポーツモデルでお馴染みとなる新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

日本国内では、2025年2月下旬より「2025年モデル」として2回目の一部改良が実施され、長らく受注停止&納期未定ではありましたが、今回の一部改良で納期も「3か月~4か月」程に大幅短縮されました。

ただその一方で、ハイパフォーマンスモデルとなるフェアレディZ NISMOは抽選販売は変わらず、今後新規で受注受付けなどが行われるかは不明なままとなっています。

そんなフェアレディZ NISMOをモチーフにしつつ、日産USA公式と日本の技術職人とのコラボによって「精密な寿司包丁」が発表されました。


世界限定240本のみ!日産と包丁職人、そして寿司職人によって実現した包丁とは?

こちらが今回、日産のアメリカ法人である日産USA公式が発表した、フェアレディZ NISMO(RZ34)から着想を得たという包丁。

今回発表された包丁は、フェアレディZ (RZ34)と何世紀にもわたる日本の包丁作りの伝統の両方を特徴づけたモデル。

その共通のDNAを尊重するために、日産デザインアメリカは、寿司職人である寺田博之 (HIROYUKI TERADA)ことシェフ・ヒロ氏と、伝説の包丁職人で桐生工業(新潟県)の代表である桐生哲(SATOSHI KIRYU) 氏と協力し、「フェアレディZ NISMO・プレシジョン寿司ナイフ1」を製作しました。

こちらが、新潟県は桐生工業の職人で代表取締役を務める桐生哲 氏。

日産とのコラボによって実現した包丁は、電光石火のシフトから独立した点火タイミングシステムまで、フェアレディZ NISMOの最高のパフォーマンスを発揮するように設計された技術力を包丁にも活かしたいという想いから実現。

この絶え間ない卓越性の追求は、フェアレディZ NISMOプレシジョン寿司ナイフ1にも反映されていて、全て手作りによって生み出されていることはもちろんのこと、210mm(8.27インチ)の両刃の刃は、高性能マシンが最適な実行のために作られているのと同じように、きれいで正確なカットのために作られているとのこと。

なぜ日本の日産ではなく、日産USAと日本の職人とのコラボなのかは疑問

今回発表されている包丁については、フェアレディZ (RZ34)のルーフラインにも採用されている日本刀をモチーフにしたシルバーガーニッシュがモチーフになっているのだと推測しますが、まさか本物の刃が日産公式より発表されるとは…

しかも日産ではなく日産USAからというのも不思議な話で、その製造元もアメリカではなく新潟県の職人という謎。

今回発表された寿司包丁ですが、日本の日産公式ホームページでは掲載されておらず、アメリカ法人の日産USA及び日産デザインアメリカでしか掲載されていないため、おそらく多くの日本人が、今回のコラボモデルの存在には気付いていないと思われます。

寿司包丁を作り上げた桐生哲 氏は、「私はいつも、フェアレディZ NISMOのイメージを頭に思い描きながらこのナイフをデザインしました」と語り、これまで作り上げてきた技術や経験から、単なるコラボモデルとして終わるのではなく、しっかりと寿司包丁として活用できるように作り上げているのもお見事。

ちなみに、彼の祖父が現在の桐生工業を1927年に設立し、2代目として50年近くその優れた伝統を引き継いでいるのだそう。

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