(2025年)マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスはブラックがベストバイ?同色グリルとの相性もイイ…内装はまさかのダークローズ

日本向けのマイチェン版カローラクロスも、タイ市場向けと同じ顔つきになると言われているが…

2025年5月に発表・発売予定と噂されている、マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。

日本向けの現行カローラクロスは、キーンルックグリルを採用していますが、今回のマイナーチェンジでタイ市場向けやインドネシア市場向けのような、ボディ同色グリルが採用されると言われています。

以前、インドネシア市場向けとして発表されたマイチェン版カロクロの実車インプレッション記事を紹介しましたが、そのときはプラチナホワイトパールマイカのボディカラーでした。

今回は、アティチュードブラックマイカと思われるブラック系のボディカラーに身をまとったカローラクロスの実車動画が公開されているため、早速内外装デザインをチェックしていきましょう。


ホワイト系とは全く印象が異なる新型カローラクロス

こちらがタイやインドネシア市場向けとして発表・発売された新型カローラクロス。

ボディカラーはアティチュードブラックマイカで、カローラクロスのアイコンともいえるボディ同色グリルとの相性も良くナチュラルな仕上がりになっていますね。

このボディ同色グリル、日本向けでも販売されているクラウンエステート (New Crown Estate)と同じデザイン言語となるわけですが、ブラックのグリルデザインが見慣れている方々からすると、やはりブラックのボディカラーが一番馴染みがあるのかもしれませんね(ホンダ・ヴェゼルのボディ同色グリルも発表当初は賛否が大きく分かれていた)。

そしてハニカム形状のフロントグリルパターン中央には、フロントカメラが設けられていますが、これもブラックのグリルを採用しているからこそスマートに見えるものの、ホワイトや有彩色などだと、カメラが浮いて目立ってしまうため、この辺りの見た目もボディカラーで大きく印象が変わりそうですね。

そして真正面から見てみると、一気に引き締まりが強化されたカローラクロスへ。

元オーナーの私としては、キーンルックグリルを採用している現行カローラクロスも好みですが、今回のようなボディ同色グリルの場合は、アティチュードブラックマイカによるナチュラルさも考慮するとベストバイに感じるところですし、一気に先進的な見た目へとアップデートされています。

足もとのアルミホイールは18インチ(タイヤサイズは225/50R18インチ)と変わらずですが、グロスブラック×切削光輝のデュアルトーンに変更され、タイヤ銘柄はこれまで通りミシュラン製プライマシー4を装着。

リアクォータービューは特に大きな変化は無く、水平基調のLEDテールランプを採用しながらも、リアウィンカーは非LEDを搭載。

なおグレードとしては、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドHEVを搭載する1.8L Luxuryと呼ばれる上位グレードで、テールゲートの右下にもグレードを意味するバッジが貼付されています。

まるでレクサスのF SPORTを彷彿とさせるダークローズ内装

そして、今回のマイナーチェンジで最も衝撃的だったのが、内装のシートカラーがダークローズ系だということ。

日本市場向けのカローラクロスでは考えられない仕様ですが、しかもオール本革のシート表皮ということにも驚き。

まるでレクサスF SPORTのダークローズもしくはフレアレッドを彷彿とさせる刺激的な色合いで、仮に日本でも導入されたら若者を中心に選択しそうなカラーです。

ちなみに内ドアのアームレスト部分は、御覧の通りワンポイントアクセントでダークローズを採用しています。

敢えてソフトパッド系もダークローズではなく、アームレストだけに抑えているのも「派手過ぎない」ように配慮しているのかもしれません。

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