トヨタも大変だな…カローラクロス/スポーツ/ツーリング/セダンやプリウスが雹害で大幅な納期遅れ。ランクル300の納期が短縮?プロボックスは受注停止に
愛知県を襲った雹(ひょう)により、トヨタの主力モデルが被害に…
2025年3月末に愛知県を襲った雹害。
この雹害により、トヨタの主力モデルの納期が大きく遅れているとのことですが、そのなかでも深刻なのがカローラセダン (Toyota Corolla Sedan)/カローラスポーツ (Corolla Sport)/カローラツーリング (Corolla Touring)/カローラクロス (Corolla Cross)とプリウス (New Prius)とのこと。
具体的になぜ、これらの車種が深刻な問題となっているのか、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただきましたので、早速その中身をチェックしていきましょう。
カローラシリーズは既に受注停止になっている

まずはカローラシリーズについて。
なぜこれらの車種が雹害で深刻な問題となっているのかというと、2025年3月~4月の時点で雹害にあった車両は、既に受注停止になっているから。
SNSやYouTube、国内カーメディアでも話題になっている通り、2025年5月に一部改良を予定しているため、現行カローラシリーズは生産調整及び、年次改良モデルに向けて生産ラインの切り替えを予定していることから、現行モデルの再生産は実施されないとのこと。
特にガソリンモデルをオーダーしている方からすると、2025年モデルのカローラシリーズはガソリンモデルを廃止する計画のため、もう二度と新規で発注できないことを考えると「どうすれイイの…」と考える方も多いと思います。

人的な問題ではなく、自然災害によって起きた被害なので、メーカー側で責任をとれる問題でもないんですよね…
販売店側としては、納車待ちのユーザーに対して「どうしましょうか…?」と質問することしかできず、納車前に販売店で板金処理するか…などの対応に追われるところが多いのではないかと思います。
カローラシリーズの生産・出荷台数は、トヨタのラインナップモデルでもトップクラスなので、今回の雹害で頭を抱える販売店や納車待ちのユーザーも多いでしょうし、だからといって年次改良モデルの生産開始時をズラすなどの対応が行われるかもわからないため、しばらくは販売店側も対応に追われるのではないかと予想されます。
プリウスを生産する堤工場が最も大きな雹害を受けた模様

そしてもう一つ、雹害で深刻なのが現行プリウス。
こちらは愛知県豊田市の堤工場にて生産されているのですが、今回の雹害で一番被害を受けたのが堤工場とのこと。
出荷待ちのプリウスに対し、一段と大きな雹が襲い掛かってきたとのことで、遠目から見てもボディの凹み具合が他車に比べて顕著なのだそう。
とてもじゃないですが、顧客に提供できるような見た目ではないそうで、しかし自然災害ということもあってメーカー側で対処するにはあまりにも負担が大きすぎるところ。

プリウスに関しても、2025年夏頃にフルモデルチェンジ後”初”となる一部改良が実施予定とのことで、既に現行モデルの受注は停止中。
先程のカローラシリーズのように、ガソリンモデルもラインナップしているわけではなく、あくまでも現行モデルをベースに装備内容を標準化するなど、中身が大きく変化するわけではないので「一部改良型で再度発注する」ということも可能なのですが、その分車両本体価格は値上げするでしょうし、こちらもこちらで販売店側も対応に苦慮しそうですね。

