豪州ホンダが突如としてシビックタイプR (FL5)のフレームレッドを廃止と発表!代わりにレーシングブルーパールを新設定。マイチェン後のシビック (FL1/FL4)もそろそろ受注停止か
まさかレーシングブラックパッケージのイメージカラーにもなっているカラーが廃止になるとは…
2022年9月に発売されて2年8か月以上が経過する、ホンダ現行シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)。
2025年1月には、黒内装を基調とした特別モデルのレーシングブラックパッケージ (Racing Black Package)が発売されましたが、スタンダードモデル含めて既に受注停止となっています。
そんなシビックタイプRですが、海外でも人気を集めていて、オーストラリア市場でも受注が殺到しているとのことですが、何とレッドカラーが廃止になり、その代わりとしてブルーが追加されることが明らかとなりました。
元々オーストラリアでは、レーシングブルーパールはラインナップされていなかった模様
オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、同国向けに販売されているシビックタイプR (FL5)では、日本でラインナップされているようなレーシングブルーパールは設定されていないものの、今回の2025年モデルで復活することが判明したとのこと。
※アメリカでは「ブーストブルーパール」という名称でラインナップ
このボディカラーは、先代FK8でも採用されていたカラーなのですが、オーストラリアでは約4年ぶりの復活となるようです。
なおDriveがホンダオーストラリアの広報担当に取材したところ、これまで通り「チャンピオンシップホワイト」と「クリスタルブラックパール」「ソニックグレーパール」は継続してラインナップされるものの、なぜか「ラリーレッド」は廃止になるそうで、カラーラインナップ数は4色のままだそうです。
なぜラリーレッドが廃止なのか?
なおラリーレッドは、日本市場だとフレームレッドとしてラインナップされていて、レーシングブラックパッケージ (Racing Black Package)のイメージカラーにもなっています。
このタイミングでオーストラリア向けが廃止になるということは、同国では「不人気カラー」なのかもしれないですし、もしくは別の理由で廃止にせざるを得なかったのかもしれません。
この他、ホンダオーストラリアの広報担当によれば、「オーストラリアでは予想以上の需要により、FL5の在庫が限られている状況」とのことで、今後は追加在庫を確保するように、製造元である日本の寄居工場と緊密に連携をとっていくとのこと。
なお、レーシングブルーパールは2025年5月中旬頃よりオーストラリアでも追加されるそうですが、一方で日本市場向けのカラーラインナップの変更は無し。
引き続き、全5色のカラーラインナップが提供されるとのことですが、個人的に気になっているのは「サンライトイエローⅡ」の存在。
このボディカラーは、先代FK8最後の特別仕様車となるLimited Edition専用カラーなのですが、仮にFL5でもLimited Editionならぬファイナルエディション的な特別仕様車が登場した場合、サンライトイエローⅡが登場しても不思議ではないと思うんですね。
ただ、現時点でFL5のバックオーダーが全て捌き切れるのは2026年度までなので、仮に登場するとするならば2027年度もしくは、2026年度の後半ということになるかもしれません。