スバル新型アウトバック (BU型)ウィルダネスはアメリカで不評の嵐?この他にも「醜いデザイン」で酷評されてきたスバル車たちをチェック

新型車の多くが「最初は批判されがち」だが、それだけ注目されていることの証だと思う

2025年4月、アメリカ・ニューヨークオートショー2025にて、スバルのフルモデルチェンジ版・新型アウトバック (Subaru New Outback, BU型)や、ビッグマイナーチェンジ版・新型ソルテラ (New Solterra)、そしてスバルのピュアEVクロスオーバー第二弾となる新型トレイルシーカー (New Trailseeker)が発表され話題となりました。

この中で大きな注目を集めたのが、新型アウトバック/アウトバック・ウィルダネスですが、発表当初は批判も多く、話題性を集めたという意味ではスバルの勝利。

良くも悪くも新型車のデザインに批判が集まるのも、それだけ本モデルが注目され話題となることが分かっているからですし、アウトバックもアメリカで売れているSUVの一つですから、今回の新型車も批判され続けているのも世間が注目しているからだと思われます。

そんなスバル車ですが、これまでデザイン面で批判を集めたのはアウトバックだけでなく、他にも「醜い車」として酷評され続けたモデルがあるそうなのでチェックしていきましょう。


新型アウトバック・ウィルダネス(2026年~)

まずは、今回発表されたばかりとなる新型アウトバック・ウィルダネス。

スタンダードなモデルは、「油絵のような酷いもの」と酷評されていますが、オフロード志向のウィルダネスも更に酷評されているとのこと。

これは海外カーメディアCARSCOOPSが独自に調査した結果だそうですが、発表されてから1か月が経過した今でも、「スバルは個性を得る一方で、洗練さや美しさを失った」と酷評しており、「見た目の悪さがスバル最大の個性になっている」ともいわれているようです。

ただその一方で、アウトバック・ウィルダネスは見たものに強いインパクトや印象を与えてくれる車であることは間違いなく、個人的に最近のスバルはアメ車寄りになっている感はあるものの、そのおかげで今もなお販売が続けられているのだと思いますし、何れ日本にも導入してほしい一台です。

XT(1985年~1991年)

続いては、1985年よりデビューした2ドアモデルのXT。

日本だとアルシオーネという名称で販売された一台で、当時としてはスポーツモデルの象徴でもあったリトラクタブル式ヘッドライトが採用し、XTクーペのフロントエンドはトヨタMR2やホンダ・プレリュードを彷彿とさせる洗練されたデザインでした。

しかしながら、そこから先は大きな批判が相次ぎ、下げられたウインドウラインはランボルギーニ・ディアブロなら通用するかもしれませんが、この車だとスタイリングは奇妙に見え、ガラスとドアの面積比が崩壊。

リアエンドは、大きなオーバーハング、狭いトレッド、そして飛び込み台のようなバンパーが入り乱れ、デザインで大きく酷評されました。

アメリカでの評価は良かったものの、政治的な理由で評価を落とすことに

ちなみにこのモデル、アメリカ市場では1985年2月の発売直後は好調な販売で推移していましたが、同年9月にプラザ合意による急激な円高のために商品力が低下。

急遽、既存の4気筒エンジンに2気筒を追加して6気筒とした「XT6」が企画されましたが、1988年モデルイヤーから販売されるも失敗。

っというのも、元々は4気筒スポーツモデルという「廉価でスタイリッシュなクーペ」のイメージが強かったXTなだけに、いきなり「先進的な高級パーソナルクーペ」への路線変更にユーザーは受け入れられず、期待されたアメリカ市場での販売を回復することができないまま1991年に販売を終了しています。

2ページ目:スバルは、2000年代に入っても奇妙なデザインを持つクルマを作り続けていた?