【価格は驚きの約707万円!】マツダベルギーの販売店が僅か「限定12台のみ」となるNDロードスターの特別仕様車”冬至 (Toji)”を発表!コスモスポーツからインスパイアされたレトロデザインに

案の定、「夏至」に続いて「冬至」も発表してきたベルギーマツダ

マツダのベルギー法人で、本国の販売店であるマツダ・サンミッシェルは以前、ジゼル・レーシングとの共同開発にて実現した、NDロードスターの特別仕様車となる”Geshi (夏至)”を発表しました。

このモデルは、マツダディーラーのサンミッシェル店限定で販売された僅か24台のみの特別モデルとなりますが、今度は限定「僅か12台」のみとなる新たな特別仕様車を発表しました。

そのモデルというのが、二十四気の一つで、一年中で太陽が最も南に寄り、北半球では昼が最も短い日、つまり陽暦12月22日ごろを意味する”冬至 (Toji)”で、更に”あの特別仕様車”をモチーフにしているのも魅力的なポイントとなっています。


実は日本でも販売された特別仕様車NDロードスター 35周年記念車がモチーフの”一部”になっている

こちらが今回、マツダベルギーのディーラーであるマツダ・サンミッシェルと、ジゼルレーシングの共同開発によって実現した特別仕様車NDロードスター”冬至 (Toji)”。

既にお気づきの方も多いと思いますが、実はこのモデル、日本でも販売された特別仕様車35周年記念車をベースにした一台で、ボディカラーも当然アーティザンレッドプレミアムメタリックを採用。

マツダベルギーでは、35周年記念車がラインナップされなかったのは残念ではあったものの、こうした限定12台のみの特別モデルの方が、より特別感とプレミアム感が増して魅力的。

しかもレトロルックな内装を採用しながらも、日本の二十四気をイメージさせる”冬至”の要素を盛り込んだわけですから、35周年記念車よりも更に注目度を高めた一台になりそうですね。

なおマツダ・サンミッシェルによると、このモデルは内外装に繊細なタッチを加えるだけでなく、よりスポーティな専用サスペンションをインストールしているとのことで、走りも更に洗練されているとのこと。

コスモスポーツ110Sクーペからインスパイアされたレトロなデザイン

足もとの17インチボルベット(BORBET)製アルミホイールも、リム周りはシルバー仕上げとなり、ブラック塗装のマルチスポークとの組合わせが更なる特別感を加味。

パワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力131psを発揮。

なお足回りについては、ビルシュタイン製の専用ダンパーが追加されているそうで、マツダ曰く、より力強いドライビングエクスペリエンスを約束するとのこと。

そして、このモデルのもう一つの特徴が、1967年式のマツダ・コスモスポーツ110Sクーペに強くインスパイアされているとのことで、先程のクラシックなアルミホイールに加えて、内装もレトロに仕上げているのもコスモスポーツ110Sの要素を盛り込むためだそうです。

2ページ目:内装もレトロ感を演出するウッドデザインとチェック要素を加味!気になる価格は?