三菱の欧州法人が新型エクリプスクロスのティーザー画像を公開!発表は2025年9月を予定…ピュアEVに限定し、ルノーのOEMモデルとして販売か
あくまでも欧州市場向けはピュアEVに限定して販売されるようだ
2025年8月に、日本向けの三菱エクストレイル PHEV (Mitsubishi Eclipse Cross PHEV)が生産終了することをお伝えしましたが、一方で三菱の欧州法人では、全く新しいエクリプスクロスのティーザー画像が公開されました。
今回、三菱の欧州法人より先行公開されたエクリプスクロスのティーザー画像では、「PHEV」ではなく「EV」のバッジが貼付されており、プラグインハイブリッドとしてラインナップされるのではなく、100%電気自動車のピュアEVとしてラインナップされる模様。
正式な発表時期は2025年9月を予定していますが、どうやらルノーのOEMモデルとなる可能性が高そうです。
グランディスはICEとHEVを、エクリプスクロスはBEVでCセグメントSUVをすみ分けか
こちらが今回、三菱の欧州法人より新しく公開された新型エクリプスクロスのティーザー画像。
本モデルは、2025年春頃に欧州にて発売された新型アウトランダーPHEV、同年7月頃に発売されるグランディス (New Grandi)に続き、3番目のSUVとしてラインナップされます。
ティーザー画像に登場する個体のボディカラーはグレー系だと予想され、リアロア部分にはシルバーのスキッドプレート、反対に上部には水平基調と思わしきテールランプガーニッシュが確認できます。
日本市場では、ガソリンモデルとプラグインハイブリッド(PHEV)の2本立てだったエクリプスクロスですが、どうやら欧州市場向けに展開される新型車では、100%電気自動車(BEV)として展開される予定で、2025年第4四半期にロングレンジバージョンを発売し、2026年には下位グレードとなるミドルレンジバージョンが発売予定とのこと。
ちなみに新型グランディスは、エクリプスクロス同様にCセグメントSUVとして登場し、こちらはガソリン(ICE)モデルとハイブリッド(HEV)モデルの2本立てとなります。
ピュアEVながらもフロントマスクはダイナミックシールドグリルを採用へ
現時点では、どのようなデザインで登場するかは不明ながらも、三菱本来のデザイン言語であるダイナミックシールドグリルを採用することは決定。
ちなみに本モデルについて三菱は、欧州専売として2025年7月よりラインナップされる新型グランディスと共に、欧州最大のCセグメントSUVとして展開されるとのこと。
この他、高精度な予防安全装備(ADAS)と、Googleビルトインを採用したディスプレイオーディオと最新のコネクティビティが搭載される予定とのことで、使い勝手や実用性が大幅に向上することが期待されます。
2ページ目:欧州では新型エクリプスクロスのティーザー画像が公開される一方、日本向けは三菱公式ホームページにてPHEVモデルの受注受付け終了を示唆