ランドクルーザー300なら何でもアリなのか?今度はダークレッドのランクル300 GR-Sが盗難被害に…やはりシステムセキュリティは必須か。納車後「通算32回目」の給油記録も
ガソリンZXだけでなく、GR-Sも次々盗まれる事態に
2024年に入り、新世代盗難ツールのゲームボーイが普及し、一気に盗難被害の件数が増えているトヨタ新型ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)。
この他には、上位モデルとなるレクサスLX600や、兄弟車種となるランドクルーザー250も盗難報告が増えているところですが、2025年に入り、新たな新世代CANインベーダーが普及していることから、ランクル300などの盗難被害に関する報告が増加。
そして今回も、ランドクルーザー300 GR-Sのダークレッドマイカが盗まれたとして、もはや「ガソリンZX以外のランクル300なら何でもアリになってきた…」という状態になっています。
GR-Sも盗難被害の報告は増えているが、ダークレッドマイカは初めて

こちらが今回、2025年6月3日の夜に窃盗集団によって盗まれたというランドクルーザー300 GR-S×ダークレッドマイカ。
本モデルの特徴としては、ナンバープレートが「熊谷 331 ほ 24-15」で、見た目としてはノーマルに近いながらも、2本出しのガナドールマフラーが装着。
オーナー様の情報によると、ハンドルロックやタイヤロックのダブルロックながらも、窃盗団からすれば「システムセキュリティを装着していない」ことをアピールしているようなもので、反対に盗みやすい状況だったのかもしれません。
車内にあった書類などは、近くの田んぼに捨てられていた模様

ちなみに、車内に入っていた書類等も全て盗まれていたそうですが、どうやら荷物の一部が「熊谷市奈良新田の田んぼ」で発見されたとのこと。
おそらく犯人が適当に捨てたものだと予想されますが、「盗んでしまえば、オーナーの私物がどうなろうと構わない」というスタンスなのだと思われますが、一刻も早く窃盗団が捕まることを願うばかり。
盗難対象は、ランクル300×モデリスタ×ホワイトの組合せだけではない

それにしても…
ここ最近はランクル300のガソリンZX×フルモデリスタ×ホワイトの組合せが圧倒的に、それに次いでガソリンZX×フルモデリスタ×ブラックが盗まれているイメージでしたが、ここに来てGR-S×ダークレッドマイカも盗難の対象になってくるとは…
犯人からすれば、「ランクル300であれば、どんなグレードであっても構わない」というスタンスなのかもしれませんし、特に盗難件数の多い埼玉県や愛知県では、より一層の注意が必要になりそう。
あとは、県外から来たランクル300が出先の駐車場でいとも簡単に盗まれしまうといった事例もあるため、ランクルオーナーからすると決して他人事ではないと思うんですね。
ハンドルロックやホイールロックは、システムセキュリティを取り付けていないことをアピールしているようなもの

繰り返しにはなりますが、盗難に遭いやすい車両に関しては、「自分は大丈夫」という認識ではなく、念のためにも社外システムセキュリティは装着しておいた方が良いかもしれないですね。
トヨタディーラーが販売するカーロック(49,500円税込)やハンドルロック(29,700円税込)は、盗難防止の役に一切たたない情弱パーツになりますから(時間稼ぎにすらならない)、これらを購入するぐらいであれば、イグラなどの約10万円の社外システムセキュリティを装着した方が何倍も安心感は高いと思うんですね。
システムセキュリティの業者さんも話していましたが、「ハンドルロックやホイールロックを装着している=システムセキュリティを搭載していない」ことをアピールしているのと同じであり、反対に狙われやすいので注意し他方が良いかと思われます。