トヨタがE型GR86と300台限定の特別仕様車イエローリミテッドを2025年7月15日に発売予定!フランスではスズキ・ジムニーの「最後の特別仕様車」が登場
スバルBRZに続き、トヨタGR86もE型アプライドとして登場へ
2025年5月22日、スバルの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるBRZがE型アプライドとして発表・発売されました。
スバルBRZと共に共同開発を進めてきたトヨタGR86ですが、本モデルも2025年モデル&E型アプライドとして、2025年7月15日に一部改良版を発表・発売する予定で、加えて特別仕様車も設定する予定です。
具体的にどのような改良内容が入り、どのような特別仕様車が追加されるのか見ていきましょう。
一部改良版では、点火系回路の改良が入る予定
まずは2025年モデルの改良型について見ていきましょう。
主な改良内容としては、BRZのE型アプライド同様に、エンジンの点火系回路を改良し、万が一、本回路に故障が生じた場合でも、故障した回路に関係する気筒のみを停止することで、安全な場所への退避走行が可能になるとのこと。
いわゆる限界走行が可能になるわけですが、エンジン系以外での改良・変更はないとのことで、価格帯自体も変わらないものと予想されます。
アメリカで発売された柚エディション (Yuzu Edition)同様、日本でも特別仕様車RZ イエローリミテッドが登場予定
続いては、特別仕様車RZ イエローリミテッド (Yellow Limited)が追加されることについて。
こちらは、上位グレードRZをベースにしたモデルで、2025年4月にアメリカでも発売された限定860台のみとなる柚エディション (Yuzu Edition)と概ね同じとのこと。
アメリカでは860台の限定モデルでしたが、日本市場向けのRZ Yellow Limitedは、抽選限定300台のみが販売されるとのことで、販売元もGRガレージのみでの対応になるとのこと。
ちなみに、RZ Yellow Limitedの特別装備内容は以下の通り。
★専用ボディカラー「イエロー」のみを設定
★ブレンボ(Brembo)製ブレーキシステムを標準装備
★ザックスダンパーを標準装備
★特別仕様車専用マフラー
★18インチアルミホイール(マットブラック仕上げ)
★ミシュラン製パイロットスポーツタイヤ(215/40R18インチ)
★専用内装(ブラック&イエローカラードステッチ)
★ウルトラスエード×合成皮革のコンビシート
★RZ Yellow Limitedプラーク
以上の通りとなります。
基本的には専用内外装デザインにて仕上げられ、エンジンチューニングなどは無し。
ここ最近のGR86は、改良型を展開するとともに抽選式の特別仕様車を販売することで「売り切る」ことがほとんどですが、そろそろGR86も自社開発版として次期型が投入されてもおかしくないところなので、次回のF型アプライドを最後の改良型とし、最後の特別仕様車となるファイナルエディションが登場するのではないかと予想しています。