ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスのフロントマスクが変化した理由を考える→過去に「塗装剥がれ」が起きたから?
トヨタがカローラクロスのフロントマスクを刷新したのには理由がある?
2025年5月23日にビッグマイナーチェンジ版として発売されたばかりとなるトヨタ・カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。
既に一部のトヨタディーラーでは、カローラクロスの標準グレードに加え、ハイパフォーマンスグレードのGR SPORTも受注停止となり、2025年内の納車が厳しい状態となっているようです。
そんなカローラクロスですが、今回のビッグマイナーチェンジでフロントグリルが大幅刷新されたことは当然のことながら、そもそも「なぜボディ同色グリルにしたのか?」が気になるところ。
もしかすると、マイナーチェンジ前に問題となった「グリルガーニッシュ部の塗装剥がれ」を解消するためではないか?と素人ながらに勝手に推測。
具体的にどういった塗装剥がれだったのか見ていきましょう。
ボディ同色グリル化した新型カローラクロスのフロントマスク
こちらが、2025年5月23日にビッグマイナーチェンジと共にフロントマスクも刷新されたカローラクロス。
上の画像にもある通り、フロントグリルはボディ同色に大幅刷新され、フロントロアのキーンルックグリルは無塗装ブラックの樹脂パーツとなっています。
そしてこちらが、ビッグマイナーチェンジ前のカローラクロスのフロントグリル。
こうして見比べてみると、フロントマスクは大きく異なっていることが確認できます。
ビッグマイチェン前のフロントマスクで「塗装剥がれ」が起きていた
実は、このフロントマスクで一時期話題になったのが、フロントグリル周りに採用されていた金属調塗装のグリルガーニッシュにおける「塗装剥がれ」なんですね。
フロントバンパー部塗装剥がれ
4ヵ所発生
Dラーで確認したらクレームで直るそうです。塗装乾燥時の環境が悪かったか? pic.twitter.com/Bxbf58tGc9— PHV95 (@rav4phv95) December 4, 2021
実際に塗装剥がれが起きた例も、XやインスタグラムといったSNSでも報告・投稿されているわけですが、改めてこうした症状を見てみると、「トヨタがビッグマイナーチェンジでフロントマスクを変更した理由は、グリルガーニッシュの塗装剥がれがあったからではないか?」と推測しています。
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アクアも2025年9月1日にビッグマイナーチェンジ予定
もちろん、他にも様々な要因はあったかもしれないですし、昨今のトヨタのボディ同色グリルというトレンドを採用したかったのだと思うのですが、もしかするとカローラクロス以外にも、グリルガーニッシュの塗装自体に「塗装剥がれ」が起きやすくなっていたのかもしれませんね。
あくまでも私の勝手な予想なので何とも言えないのですが、現行アクアの金属調グリルガーニッシュ部も一部塗装剥がれの報告がありますし、2025年9月1日のビッグマイナーチェンジでは、グリル周りも刷新されるため、やはり塗装剥がれ問題を解消するためなのでは?と勘ぐってしまいます。