映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 」に登場したハンのヴェイルサイドRX-7が競売にて高額落札!三菱USAがアウトランダーのガソリンモデルを廃止へ

やはり「ワイルド・スピード」効果は絶大なのかも?

2025年7月、イギリスにて開催されたボナムズオークションにて、映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」に登場したヴェイルサイド仕様のマツダRX-7が出品され、とんでもない金額で落札されたことが明らかとなりました。

以前にも、ワイルド・スピードの劇用車として使用されたブライアン・オコナー役でお馴染みとなる故ポール・ウォーカーの日産スカイラインGT-R R34がオークションに出品され、175万オーストラリアドル(日本円に換算して約1.7億円)にて落札されました。

今回のヴェイルサイド仕様のRX-7は、果たしてどれほどの金額にて落札されたのか?どのような仕様かも含めてチェックしていきましょう。


実際に映画の撮影用として活用された劇用車

こちらが今回、イギリス・ボナムズオークションにて高額落札されたというヴェイルサイド仕様の1992年式マツダRX-7。

繰り返しになりますが、本モデルは映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」に登場したハン役の愛車(ハン役を演じたのはサン・カン)。

しかもこのモデルは、単なる市販用のコンプリートカーとして販売されたものではなく、実際に映画の静止・接写用として使用された2台のうちの1台のため、いわゆる劇用車そのものなんですね。

もちろん、静止・接写用だからといってエンジンが搭載されていないモック用ではなく、しっかりと自走も可能なコンプリートカー。

本モデルは、ヴェイルサイドのフォーチュンボディキットを装着し、ルーフとテールゲートを除く全てボディパネルを、従来のRX-7から交換しています。

多くの映画に登場する車両は、基本的なパワートレインの上にシェルを載せただけのものになってしまうのですが、今回の出品車両はチューニングもしっかりと施されていて、公道走行はもちろん、サーキット走行も可能とのこと。

車体重量も1,050kgと軽量仕様で、ツインローターターボエンジンも搭載され、更にRE雨宮のチューナーがオークション前にリビルドしているとのこと。

なおオークション情報によると、本モデルのエンジン出力は約280hpに制限されているとのことで、当時の自主規制に準じたスペックに落とし込んでいるのも憎い演出です。

この他の情報も見ていくと、オーバーホールされたのはエンジンだけでなく、オークション出品される前に、クラッチやブレーキ、コイルスプリング、そしてブリッツ製Nur-Specエキゾーストシステムも新品に交換済み。

インテリアにも、映画の世界観を共有するためにNOSシステムも

更にインテリア内には、オリジナルのNOSシステムもそのまま残っており、映画での世界観を現実世界でも堪能できるような演出もお見事。

シート周りも見ていくと、ヴェイルサイドのフルバケットシートやカーボンファイバーパネル、アルミニウムトリム、クロームトリムもフル装備。

ただ注意してほしいポイントとして、内外装ともに多少の劣化や摩耗、傷が見られるとのことで、特にキズなどはそのまま放置されていた可能性があるということ。

そして、オイル類も交換されていない可能性が高いため、細かいところのメンテナンス性は決して良くないのかもしれません。

最終落札価格は日本円で約1.8億円

最後に、本モデルのオークションでの最終落札額を見てみると、驚きの911,000ポンド(日本円に換算して約1.8億円)。

先ほどご紹介した、ブライアン仕様の日産スカイラインGT-R R34よりも高額であることから、改めてワイルド・スピードブランドはまだまだ健在であり、日本製(JDM)スポーツカーの注目度も非常に高いことが伺えますね。

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