日産が”さりげなく”フルモデルチェンジ版・新型キックスをタイから国内工場へと生産移管すると発表!日産の主力モデルたちはどこの工場で生産されている?

追浜工場にて生産のノート/ノートオーラは、日産九州へと移管することが決定していたが

前回のブログにて、日産公式が2027年度末をもって神奈川県の追浜工場にて生産されているノート (Nissan Note)/ノートオーラ (Note Aura)の車両生産を終了することをお伝えしました。

これにより、ノート/ノートオーラは日産自動車九州株式会社の工場へと生産移管・統合することが決定しています。

そして、これに加えて日産は、ステークホルダーとの対話を開始すると共に、さりげなくフルモデルチェンジ版・新型キックス (New Kicks)も日産九州工場へと移管されることを明らかにしています。


タイ工場での生産から、日本の九州工場へと移管される新型キックス

日産公式が2025年7月22日に公開したプレスリリースより、「追浜工場に関する発表についてステークホルダーとの対話を開始」という見出しに対して、地方自治体との対話を進めていく内容を明らかにする一方、あまりに”あっさり”とした報告だったのが「新型キックスの生産移管」。

元々キックスは、タイ工場で生産された後に日本へと輸入されていますが、遂にタイ工場ではなく日本国内にて生産されることが決定。

以下が、日産の公式プレスリリース内容となります。

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は7月15日に、2027年度末に追浜工場における車両生産を終了し、日産自動車九州株式会社へ生産を移管、統合していく予定であると発表しました。

同社は本決定について、関係するステークホルダーとの対話を開始しています。

移管プロセスの一環として、同社はすでに地元自治体との対話を開始しており、関係する皆様との協力体制の構築に着手しています。

本日は、主要取引先であるサプライヤーの皆様を対象とした説明会を開催し、生産移管に関する全体方針および今後の対応計画について説明しました。

「ノート」「ノート オーラ」、および次期型「キックス」の生産移管を円滑に進めるためには、サプライヤーの皆様との連携が極めて重要となります。

また、今後労働組合との正式な協議を開始する予定です。

当社は、対象となる従業員一人ひとりの状況に応じた選択肢を提示し、きめ細やかな支援を行うとともに、敬意を払いながら、透明性の高い、迅速で誠実なコミュニケーションを行っていきます。

CEOのイヴァン エスピノーサは、「今回の移管は、従業員に加え、長年にわたり追浜工場を支えてくださったパートナー企業や幅広いステークホルダーの皆様に影響があることを理解しています。私たちは地元自治体や取引先の皆様、そして労働組合との対話を速やかに開始しました。対話にあたっては、高い透明性をもって、敬意と協力を重視して進めていきます。関係者の皆様の声に真摯に耳を傾け、寄り添い、ともに持続可能な道を切り拓いていきたいと考えています」と語りました。

なお、当社はお客さまへの納期に影響が生じることのないよう、引き続き最大限の対応を行っていきます。

今後も、従業員、取引先、地域社会の皆様に対して、適切な情報を継続的に提供していきます。

via:Nissan

あまりにもサラッとした内容だったため、そのまま読み流してしまいましたが、事前に噂されていた通り、ノート/ノートオーラ/次期キックスが九州工場へと移管することは本当だったようですね。

読売新聞が「2025年末より追浜工場で生産開始」と報道したばかり

元々の噂としては、国内メディア・読売新聞オンラインの報道より、ノート/ノートオーラを生産する追浜工場にて、新型キックスが2025年後半より生産を始めるという内容でした。

もし仮に、これから新型キックスが追浜工場にて生産されるとして、実質的に生産できるのは1年3か月ちょっとだけなので、そこから九州工場へと再び移管するのは非効率的。

おそらくは、タイ生産から九州工場へとダイレクトに移管されるのではないか?と推測しているものの、今の日産は我々が予想することと大きく異なるアクションを起こす可能性もあるため、今後の動向に注目です。

2ページ目:日産が日本国内で販売している主力モデルたちは、どの工場で生産されている?