【価格はどうなる?】ホンダ新型CR-V e:HEVが2025年12月に発表予定!製造元はオデッセイ同様に中国製?ハイブリッドシステムは新型プレリュードは異なる模様

新型CR-V e:HEVの技術力や装備内容を見ると、e:FCEVモデル同様に中途半端な仕上がりになりそうだが…

2025年10月2日(木)に発表/同月3日(金)に発売予定となっているホンダの一部改良版ヴェゼル (Honda New VEZEL)。

その一方で、ホンダフラッグシップSUVとしてラインナップされているCR-V e:FCEVですが、遂にこのモデルに加えてハイブリッドモデルの新型CR-V e:HEVが2025年12月に追加される予定です。

現在ホンダがラインナップしている水素燃料電池車のCR-V e:FCEVは、一般販売ではなく法人リースとしてラインナップされているため、どうしても販売台数には限界が生じるわけですが、次なるe:HEVは一般販売として注力していくことになるようです。


パワートレインはステップワゴンやZR-V、アコードと変わらない

待望のハイブリッドモデルが追加されるCR-Vですが、気になるパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンをベースにしつつ、デュアルモーターを組合わせたハイブリッドe:HEV。

すなわち、ステップワゴンやZR-V、アコード、シビック、そしてオデッセイにも採用されているパワートレインと同じになり、システム総出力およびトルクもほぼほぼ同じに。

ただ一つ残念なのが、2025年9月に発売される新型プレリュード e:HEVのような新世代ハイブリッドではなく、上記のモデルと同じe:HEVシステムが採用されるため、フラッグシップSUVとしての優位性が損なわれてしまい、差別化されないのは残念なところ。

なぜ新型プレリュードよりも遅れて発売されるにも関わらず、新世代e:HEVを採用しないのかは不明ですが、ホンダとしてもCR-Vはそこまで注力するほどのモデルでもない?と感じているのか、はたまた開発費を少しでも抑える意味で新世代e:HEVを採用しなかったのか…

何れにしても中途半端なモデルにならないか心配なところ。

内外装デザインはe:HEVモデル専用になる?

続いてフロントマスクについても見ていきましょう。

現在日本市場向けとして販売されているFCEVモデルは、フロントアッパーグリルが水平基調でコンパクトでありながら、フロントロアグリルを大口化しています。

しかしe:HEVモデルでは、上の画像のような現行ヴェゼルに近い、大口タイプのフロントアッパーグリルが採用されるものと予想され、更にエアインテーク周りもシャープにまとめられてアグレッシブなデザインになることが期待されます。

徐々に波及していくであろうGoogleビルトインのHonda CONNECTディスプレイ

インテリアにおいては、基本的にはFCEVと概ね変わらないレイアウトになると予想され、運転席のメーターは10.25インチのフル液晶タイプに、センターディスプレイオーディオはGoogleビルトインタイプの9インチHonda CONNECTを採用。

ディスプレイオーディオの直下にあるエアコン操作系は、シビックなどと同じように物理スイッチとダイヤルスイッチを設けることで直感的な操作性を提供し、センターシフトはe:HEVモデル特有のスイッチ式シフトが採用されるものと予想されます。

この他においては、ZR-Vにも搭載されるステアリングヒーターや後席シートヒーターの採用にも期待できる一方、ヘッドアップディスプレイ[HUD]やアドバンスドルームミラー/デジタルインナーミラーが採用されるかまでは不明。

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