ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型アクアに採用されたハンマーヘッド。実はホンダやフェラーリでも採用され、他メーカーでも採用される可能性も?

トヨタのハンマーヘッドは、世界の有名ブランドに浸透しつつある?

トヨタの新デザイン言語であるハンマーヘッド。

ハンマーヘッドは、シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)の頭部のように、ヘッドライトが左右に大きく張り出したワイドなフロントデザインのことを指します。

2022年に発売された、フルモデルチェンジ版・新型プリウス (Toyota New Prius, 60系)や、ピュアEVクロスオーバーのbZ4X、クラウンクロスオーバー (New Crown Crossover)などに採用されています。

そんなハンマーヘッドのデザイン言語は、トヨタの主力モデルでもマイナーチェンジのタイミングで採用されるようになりましたが、実はトヨタ以外においても、ホンダやフェラーリなどでも採用されていることをご存じでしょうか。

特に揶揄するわけでも、”パクリ”と表現するわけでもなく、今後他メーカーでも積極的に採用される可能性があるわけですが、汎用性の高いこと、どのようなスタイリングでも馴染みやすいデザイン言語であることを改めて確認していきたいと思います。


トヨタ・アクア

まずは、2025年9月1日に発表・発売された大きな話題を集めた、ビッグマイナーチェンジ版・新型アクア。

今回のビッグマイナーチェンジでは、フロントマスクをトヨタの新デザイン言語であるハンマーヘッドに仕上げることで、共通性と近未来性を演出。

その見た目は、まさにミニプリウスそのものなのですが、アメリカ市場向けに販売されたプリウスCを現代版に蘇らせたかのような仕上がりですね。

現時点では、まだトヨタディーラーにも実車は配備されていないものの、2025年9月中旬~下旬にかけて試乗車・展示車が配備される予定とのことですし、公道でも度々目撃される頻度が増えるかもしれませんね。

トヨタ・プリウス

続いて、トヨタ・プリウス (Toyota New Prius, 60系)。

2023年1月に60系としてフルモデルチェンジされたハッチバックモデルですが、先ほどのビッグマイチェン版アクアのデザイン言語のベースとなっているモデルでもあります。

トヨタのデザイン言語でもあるハンマーヘッドが用いられ、両サイドに”フ”の字型LEDデイタイムランニングライトが搭載されていますが、アクアのようにセンター直結式のLEDライトは設けられていません。

こうして見ると、ハッチバックというよりもクーペライクなスタイリングにも上手く適用できるのがハンマーヘッドの魅力的なところで、後々登場するスーパーカーにも適用されているのもユニーク。

ホンダ・プレリュード

続いて、ホンダの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなる新型プレリュード (Honda New Prelude)。

本モデルは、2025年9月4日に発表、同月5日に発売される予定です。

画像でもお分かりの通り、トヨタと全く同じとまではいきませんが、フロントマスクはまさにハンマーヘッドそのもので、一時期SNSでも話題となったプリウスのクーペ版。

伸びやかなノーズを採用することで、これまでのプレリュードで採用されてきたウェッジシェイプとは大きく異なったシルエットですし、何よりも同じプラットフォームや共通のパーツを使用するシビック (Civic, FL)との差別化を図った特別なモデルであることも、このデザインを見れば一目瞭然。

なおプレリュードは、前輪駆動[FF]ベースの2ドアスポーツクーペながらも、車両本体価格が6,179,800円(税込み)と中々にインパクトがありますが、新世代ハイブリッド e:HEVを搭載したり、他モデルに比べて生産・販売台数が極めて少ない趣味性の高い車であることから、開発費を上手く回収することが難しいために、どうしても単価が高くなってしまいます。

おそらく日本国内でも目撃される頻度は少ないと思いますが、徐々に淘汰されつつあるスポーツクーペを残してくれたホンダには感謝したいところです。

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