この内装はヤバすぎ…メルセデスベンツが新型GLCのインテリアを公開→39.1インチの特大タッチパネルに。更に新型Gクラスカブリオレが発売されるぞ
メルセデスベンツがまたも迷走モード全開?
メルセデスベンツの主力SUVでお馴染みとなるGLCクラス。
今回、このモデルに採用される次世代の内装及びコックピットが、ドイツ・ミュンヘンにて開催されるIAAモビリティショー2025にて公開されるわけですが、今回その内装が先行にて初公開されました。
中国を始め、昨今の新型車は巨大モニターを搭載する傾向にある一方、「タッチパネルだと使いづらい」「指紋ばかりが残って汚く見える」といった批判的な意見があるなか、メルセデスにとって過去最大クラスのハイパースクリーンを搭載した内装に仕上げられています。
そのサイズは39.1インチ!ダッシュボード全体がタッチスクリーンに

こちらが今回、メルセデスベンツが世界初公開した新型GLCクラスの新世代コックピット(海外カーメディアmotor1.comより引用)。
いわゆるハイパースクリーンの進化版ともいえる内装なわけですが、運転席側のAピラーから助手席側のAピラーまで延びるワイドタッチスクリーンを搭載し、そのモニターサイズは驚異の39.1インチ(99.3センチ)とのこと。

もう少し遠目で見てみるとこんな感じ。
もはやコックピットというよりも、ダッシュボード全体がタッチパッド(iPad)化してしまったため、使い勝手が悪くなるとか、指紋が汚くなるとか、そんな次元の話ではなく、ある意味でメルセデスの割り切った感が伝わる内装に。
既に廃盤となっているピュアEVモデルEQCの後継モデルとなる新型GLCですが、1,000個以上のLEDを巨大スクリーンに統合し、メルセデス曰く「これだけの巨大スクリーンであっても、ドライバーの運転に全く支障はなく、常に集中できるように設計されている」とのこと。

ユーザーは、内蔵スライダーを使って「壮大な浮遊スクリーン」の2つのセクションを同時に調整できるとのことですが、このメガディスプレイはあくまでもメーカーオプションのため、廉価版ではダッシュボードが大きく、スクリーンが小さくなる点に注意(いったいいくらのオプション費用が発生するんだ…)。
実は物理スイッチも健在

もちろん、すべてがデジタル化されたわけではなく、センターコンソールやステアリングホイール、ドアカードには、いくつかの物理スイッチが残っている状態なので、必要最低限の操作関係に関しては特に不満は無さそう?(どうやらユーザーの意見を反映させた上での内装らしい)
それでも、インテリアの焦点は巨大ディスプレイにあり、これは他のモデルにも採用される可能性が高いと言われています。
メルセデスベンツを始めとした様々な欧州ブランドにおいては、依然として「巨大ディスプレイ=高級感」と結びつけていますが、誰もが同意できるわけではないので注意。

とはいえ、元々物理スイッチが多用されていたGLCクラスが、まさかここまでデジタル化…っというよりも、ディスプレイによって占領されるような内装に仕上げられるとは予想もしていませんでしたし、メルセデスの暴走(迷走?)が止まらない限りは、今後もまだまだディスプレイの巨大化は続きそう。
ちなみに、既に海外では高い人気を得ている新型CLAクラスでも、フローティングタイプのダッシュボード内にスクリーンを多用していますが、3つの独立したディスプレイを配置するという異なるアプローチを採用。
どちらのレイアウトが優れているかは一概には言えませんが、何れもメルセデスの目指す「巨大ディスプレイ採用」という方向性は変わらないと考えられます。

新型GLCのインテリアは、メタル製のエアベントやスピーカーグリル、そして豊富なレザーと美しいステッチの組合せにより、スリーポインテッドスターの称号にふさわしい高級感を醸し出していますが、あとはこの行き過ぎたデザインをどれだけのユーザーが受け入れてくれるかがポイント。
ちなみに、メルセデスベンツのライバルメーカーでもあるBMWも、スマートフォンユーザー層の獲得を目指し、巨大ディスプレイに大きく賭けている状況。
新型iX3は、17.9インチのタッチスクリーンとフロントガラス下部にピラー・トゥ・ピラーのプロジェクションスクリーンを備えた次世代iDriveを搭載してデビューしますが、アウディとポルシェも同様の道を歩んでおり、中国車では既に主流となっている大型スクリーンのトレンドを反映。
おそらく各自動車メーカーは、顧客が自社の車に何を求めているかを調査し、十分な準備をしてきたのだろうと思いますが、この巨大ディスプレイの採用が本当の完成なのかはわからないですし、何よりも各社ヘビーユーザーがこの内装をどのように評価しているのか気になるところです。
