ホンダ新型N-ONE e:のワンペダルは使いやすい?公道最速試乗で分かったメリットとデメリット

発売日当日に新型N-ONE e:の公道試乗へ

2025年9月11日に発表、同月12日に発売された、ホンダ初のパーソナルピュアEV軽となる新型N-ONE e:。

前回のブログでは、本モデルの商品概要や競合モデルとの比較、主要諸元、注意すべきポイント、そしてグレード別価格帯をどこよりも詳しく紹介しました。

今回は、新型N-ONE e:の公道試乗をしてきたので、個人的に気になっていた点も含めて、素人なりにインプレッションしていきたいと思います。


試乗した新型N-ONE e:のグレードと機能性について

まずは、実際に試乗したN-ONE e:のグレードや機能性についてインプレッションしていきましょう。

まずグレードですが、最上位グレードとなるe:L[2WD]で、ボディカラーはイメージカラーにもなっているチアフルグリーン。

続いて機能性についてですが、以下の項目は、個人的に気になっていたポイントを優先的にピックアップしています。

■オートブレーキホールド[ABH]機能はメモリー(自己復帰)式だった
→何気にホンダの軽自動車としては初

■ホンダ初のワンペダル機能は、アクセルONの状態から踏力を少し弱めても、すぐにブレーキランプが点灯する煩わしさがある
→日産のワンペダルの方が、踏力を弱めてもブレーキランプは過剰に点灯しない

■ワンペダル機能はメモリー式不採用なので、エンジン再始動したときはOFFになっている

■ワンペダル機能は、0km/hまでしっかりと停車する
→5km/h以下になってからの減速がゆったりしているので、すぐに0km/hにはならない

■オートブレーキホールド[ABH]機能がONになっていれば、ワンペダルで0km/hになっても自動的にブレーキホールドされるので便利

■マルチビューカメラが採用されないため、上空からの駐車位置を確認できないのは不便
→バックカメラの画質はWR-Vとほぼ変わらない

■8インチHonda CONNECTナビの位置が低めに搭載されているので、運転席からでも助手席からでも見晴らしが良い

■エアコンは26℃のフルオート稼働で効き目十分

以上の通りとなります。

ホンダのワンペダルは少々癖有りかもしれない

日産のワンペダル機能に近い、ホンダ初のワンペダル機能ですが、やはりちょっとしたアクセル操作でもブレーキランプが点灯してしまうのは気になるところ。

街中で使う分には十分な機能だと思いますが、頻繁的に”パカパカ”とブレーキランプを点灯させながら走らせるのは、後続車両に対しても走行ペースを乱される要因にもなるため、あまり慣れていない方が利用すると、ちょっとしたトラブルの要因になるかもしれません。

新型N-ONE e:の走りについて

続いて、N-ONE e:の走りについてインプレッションしていきましょう。

■停車時からのアクセルを踏んだときの走り出しはスムーズだが、N-VAN e:や日産サクラに比べると立ち上がりは鈍い
→日産サクラよりも最大トルクが30Nm小さい165Nmにしている理由は、航続可能距離を295kmまで稼ぐため

■公道にて走らせているときの路面からの振動や突き上げ、乗り心地はN-ONEやN-BOXカスタム・ターボ(JF5)と大きく変わらない

■バッテリーEVを搭載した軽モデルだからといって、走り出しの重々しさは感じられない
→アクセルを踏み込んでもエンジンが唸るような音は無いため、BEVに慣れていない方からすると少し違和感はあるかも

■傾斜角のキツイ上り坂でもアクセルを踏み込んでみたところ、特に不満なくスイスイ走れる印象
→内燃機関特有のエンジン音の唸りが無いことによるギャップはあるかも

■ステアリングフィールは軽やかで、従来のN-ONEやN-BOXと変わらないハンドリングで丁度良い塩梅

■(ワンペダルモードOFFの場合)BEVだからといってアクセルOFFにしても回生ブレーキはそこまで強くない(ガソリン車と変わらない)

■下り坂の多いところでのワンペダル機能はとても快適だが、常にブレーキランプが点灯しながらの走行になるため、後続車からすると「あの人運転大丈夫?」と心配されるかも

■約2kmに渡る長い下り坂でワンペダル操作しながら走行していると、回生ブレーキによる影響なのか、バッテリー残量が90% → 92%まで回復していた

以上の通りとなります。

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