トヨタ・アルファードを「維持できない人が続出」は本当?悪名高いくるまのニュースが、残クレに関する「悪質な煽り見出し」と誤情報を公開

過剰な見出しでアクセス数を狙う、悪名高い「くるまのニュース」

以前、「反響多数!」「新型〇〇!」「凄い事故…」といった、過剰な煽り見出しでアクセス数を稼ぐ国内自動車ニュースサイト「くるまのニュース」について取り上げましたが、今回新たに悪質な見出しと共に、中身が異なる記事が公開され話題に。

今回話題となっている記事は【人気絶頂のトヨタ「アルファード」残価設定ローンで買って大丈夫? 維持できない人が続出!? “背伸びして”高級車を購入するときの注意点とは?】というもの。

おそらく多くの方が気にしているのは、「維持できない人が続出?!」というところで、具体的にどのような理由で維持できないのか?を気にしている方が多いと思うんですね。

しかしながら、実際に記事の中身を見ていくと「維持できない人が続出」している内容が記載されていないどころか、そもそも本文内に「維持できない」といった一文すらも確認できませんでした。


記事の中身は単純に「残クレ」に関する上辺の情報しか記載されていない

早速、くるまのニュースが掲載している問題の記事の中身を箇条書きでまとめていきましょう。

■車の購入方法には「一括購入」「ローン」「残価設定ローン」「カーリース」「サブスクリプションサービス(サブスク)」など、様々な方法がある

■アルファードはミニバンの中で最も人気ある車種で、リセールも高い

■都内の自動車販売店オーナーN氏(←おそらくは実在しない架空の人物)より、高値での取引が続いているアルファードだが、登場から3年を迎えて一気に流通量が増える予想がされ、値崩れする可能性も否定できない

■値崩れが起きやすい要因として、残価設定ローンで背伸びして購入した人が挙げられる

■残クレに関する表面的な説明が記載されている(詳細は一部省略)

★残クレは、走行距離制限や純正パーツ以外のカスタムが禁止される車両状態の制限など、縛りも複数ある

★途中で解約する場合は違約金が発生するなど、契約を打ち切りにくい買い方でもある

★アルファードは維持するのにも想定以上の費用がかかってしまい、車検前に手放す人が一気に増加する

■今回の記事を作成したのは、くるまのニュースライターである金田ケイスケ氏

以上の通りとなります。

結局「維持できない人が続出」している内容は?

このなかで最も気になるのは、やはり見出しにもある通り「維持できない人が続出」という内容。

この見出しから、どういった理由で「維持できないのか?」を本文から探し出してみると、実はその内容は全く記載されていません。

敢えて取り上げるとするなれば…

■登場から3年を迎えて一気に流通量が増えると予想がされ、値崩れする可能性も否定できない

■値崩れが起きやすい要因として、残価設定ローンで背伸びして購入した人が挙げられる

■アルファードは維持するのにも想定以上の費用がかかってしまい、車検前に手放す人が一気に増加する

というところだと思うのですが、この一文は単なるくるまのニュースが予想している内容であり、実際に維持できない人が続出している例でも何でもないわけですね。

維持できない人どころか、具体的な維持費などの根拠も示されていない

もっと言ってしまうと、3つ目の「アルファードは維持するのにも想定以上の費用がかかってしまい、車検前に手放す人が一気に増加する」という内容も、何を根拠に取り上げ情報なのかも全く掲載されていないですし、「想定以上の費用」とは、具体的に何なのか(月々のローン?任意保険?)、仮に月々のローンだったとして、アルファードを契約している方の平均ローン額はいくらなのか?といった、具体的な金額すらも記載されていません。

つまり、上記にて記載された内容は、実際にアルファードのオーナーに対して取材・アンケートをとった情報ではなく、予想・妄想で作られた記事であることが簡単に予想できるかと思います。

2ページ目:くるまのニュースなどの大手カーメディアは、読者のことを単なるアクセス集めの駒としか思っていない?