ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型アクアは受注停止になっていない?意外な『購入客層』と、2025年9月19日最新の工場出荷目途も判明
新型アクアの受注は好調だが、受注停止になるほどではないようだ
2025年9月1日に発表・発売された、トヨタのビッグマイナーチェンジ版・新型アクア (Toyota New Aqua)。
前回のブログにて、本モデルの最上位グレードとなるHEV Z[E-Four]の実車内外装インプレッション記事をお届けしました。
インプレッション記事でもお伝えした通り、上位グレードHEV Zであっても、中間&訴求グレードであるHEV Gであっても商品力としては非常に高く、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能も全グレード標準装備になったので、ライフスタイルと予算にマッチした一台が購入できるのではないかと思われます。
そんな新型アクアですが、発売直後から受注は好調であるものの、受注停止になるほどに受注が殺到しているわけではないようです。
一番人気はHEV Zグレード

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、2025年9月下旬時点でのアクアの納期は3か月半~4か月半ほどとのことで、2025年内の納車は難しいとのこと。
ただ、受注停止するほど長納期化しているわけではなく、あくまでも「年内生産枠は埋まっている状態」というだけ。
そして最も売れ筋のグレードとしては、やはり装備内容が充実したHEV Zが圧倒的に多いそうで、全体の7割以上を占めているそうです。
ボディカラーは、定番のプラチナホワイトパールマイカが最も人気で、先代アクアからの乗り換え組や、ポルテ/スペイド/ルーミー/タンクといったハイト系ワゴンからの乗り換え組も多いとのこと。
新型アクアが選ばれている理由は?

ちなみに、アクアに乗り換える理由についても取材をしてみると、「燃費が優れているから」というのはもちろんのこと、「ボディサイズがコンパクトだから」「アクアぐらいのサイズ感で、電動パーキングブレーキ[EPB]とオートブレーキホールド[ABH]を採用しているから」といった理由も多いことから、何気に快適装備を重視していたお客さんも多かったのかもしれませんね。
そう考えると、トヨタはヤリスとアクアで装備内容を差別化してきたのは「流石」の一言ですし、今後しばらくはヤリスにEPB+ABHは採用してこない可能性が高そうですね。
※日本向けのヤリスは手引き式のハンドブレーキを採用しており、欧州向けはEPB+ABHが搭載されている
アクアの需要は今後も高まる可能性がある?

そして、トヨタディーラーより教えて頂いたなかで、これもまた興味深い内容だったのが「今後の需要について」。
アクアに乗り換える方の多くが、「他のコンパクトカーから」「ハイト系ワゴンから」「軽自動車から」といった客層が多いとのことですが、ここ最近増えているのがスポーツカー乗りの客層。
つまり、GR86やスバルBRZ、マツダNDロードスターといったスポーツカー系を所有する方が、メインカーもしくは通勤車用としてアクアを増車検討している方が増えているとの話もあるようです。

アクアはコンパクトカーでありながらも、荷物もそれなりに積むことができますし、おまけに燃費も良くて長距離移動向き、走りもキビキビしていて楽しい車でもありますから、これから幅広い層に注目されるモデルとなる可能性が高まっているとのこと。
今回のビッグマイナーチェンジにより、今後どれだけの受注を獲得できるのか、毎月発表される新車販売・登録台数でどれだけ伸ばすことができるのか注目です。

